09月07日 19時12分
「ストップ!詐欺」。今回はニセ警察官による新たな手口。キーワードは「“暗証番号を封筒に”は詐欺」です。
8月29日、岐阜県瑞穂市で警察官を名乗る男が独り暮らしの70代の女性の自宅に現れ、女性の金融機関の口座番号が犯罪に使われていると告げました。
男は通帳とキャッシュカード、それに暗証番号を書いた紙を用意した封筒に入れ、割り印を押して保管するように女性に指示しました。
女性が印鑑を取ってくる間に別の封筒とすり替えられ、口座からは現金合わせて約120万円が引き出されていました。
このように、ニセ警察官が封筒をすり替えてキャッシュカードなどを盗む手口の詐欺事件が、このところ岐阜県内で急増しています。
8月末から9月初めにかけて確認された事件は、未遂を含めて計9件、被害額は418万円あまりにのぼります。
警察は「警察官が紙に暗証番号を書かせたりすることはない。こうした手口があった際は速やかに110番してほしい」としています。
詐欺グループは警察官を名乗って自宅に現れ、言葉たくみにキャッシュカードの暗証番号を聞き出そうとします。
こうした訪問は詐欺です。警察にすぐに電話してください。
「ストップ!詐欺」でした。
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