こんにちは、えむしです。
バレると怖いですが、所属している自治会周辺の話を…。
入会した理由
我がえむ家は、田舎の都会っぽい場所にあります。
駅前なんかはそれなりに発展していますが、市内には元農家だった土着の人も多く暮らしています。
我が一家もそう言った世帯の中の一つです。
「あんたらが(自治会に)入ってくれへんかったら、私ら夫婦がどんな顔して生きていけばいいのかわからへん!」
結婚してえむおが2歳になる頃、
世間体を気にする両親から有難いお言葉をいただきました。
両親には仕事の時に子供の面倒を見てもらったり色々とサポートもしてもらっています。
それまでは入会を拒否していたのですが、こういう時だけ自分たちの希望を押し通すのは道理に反しているようにも思えました。
入ってみて分かった事
僕の住んでいる地域の会員は70前後が多く、50代後半でも若手と呼ばれていました。
年功序列制の組織で、入会時30代になったばかりの僕らなんか赤子同然でしたでしょうね。
自治会に入ってみると、負担は単純に自治会の活動に収まりませんでした。
自治会の会費の出費増に始まり、神社の氏子の金銭面の負担や(自治会に入ったら神社の役にも入る事に)、寺の役(お寺も同じく)や、夜にある地域コミュニティの会合への出席、祭りの準備に、出どころ不明のお金を遣う飲み会、怪しげな慰安旅行。
市議の選挙前には地元から出馬する人の応援まで。
僕はゴルフをしないので、○○自治会主催のゴルフコンペがあっても全く出席していません。
慰安旅行も全部断りを入れています。
たまの清掃活動なんかは全然いいんですけどそれ以外が本当に辛い。
自治会関連の活動は地域の役に立っている、と思えることが少ないのです。
やり甲斐を感じるどころか、息苦しささえ感じます。
自治会に入れば「少し面倒な事が増える」
その程度の認識でしたけど、現実は全然違いました。
自治会は不要か
個人的には自治会は必要だと思っています。
地域に住む人の顔を覚えたりするのは、犯罪率の低下に寄与しますし
地域防災の面でも大切な役割を担う部分があるからです。
ですが、新しい人の寄り付かない旧態依然とした現在の自治会では、もはやこの部分を担う事は出来ません。
今は単なる地域の老人の馴れ合い所です。
風俗の話をしながらバイアグラを目の前でやりとりしてるのを見た時は、恥ずかしさでこちらが赤面してしまいそうになりました。
まとめ
高齢化して老人ばかり増えていくコミュニティの役なんて、将来子供達には絶対継がせたくはありません。
受験をして、少し離れた場所の学校に行って欲しいと思ったのも地域からの脱却を視野に入れているからです。
とは言っても子供たちにとって故郷は大事だと思うので、自分たち夫婦はここに住んで生きていこうとは思います。
でも子供たちが結婚して孫でも生まれる年齢になれば…もしかしたらこの土地を離れてどこか遠くに行くかもしれません。
その時は、どこに行こうかなぁ…