Kindle本からDRMを解除する三つの方法
Kindle端末とアプリ以外のデバイスでKindle本を読めない理由はKindle DRM制限です。例えば、iPadでKindle本を読むためにはKindle無料アプリの利用が必要不可欠です。でも実は、iPadで一番いい読書アプリはiBooksと思う人がきっとあります。私もそう思っています。だから、もしKindle本からDRMを解除する方法があれば、我々の読書生活がより便利になれます。
これも個人が本文を書き出す理由です。ここで三つの方法を紹介します。
準備:Kindle本をダウンロード
最初に、Kindle電子書籍ファイルをダウンロードしてパソコンで保存してください。もちろん、Kindle Paperwhite、Kindle VoyageからKindle本をPCへの転送がサポートしています。
方法1:Calibreプラグイン経由でDRMを取り除く
Calibreは電子書籍の形式を変換できるのほか、DRMの解除も対応します。でも、手順がすこし面倒くさいと思います。
Kindle本にDRMがあるかどうかの確認については、本をCalibreに追加して開いてみてください。開ければDRMがなく、開けなければ「DRMがある」というような画面があります。
① Calibreをインストール
② Calibreプラグイン(zipファイル)をダウンロード
③ Calibreを起動して、「設定」をクリックします。
④ プラグインをクリックします。
⑤ 新ウィンドウから「ファイルからプラグインを読み込む」をクリック。
⑥ ②でダウンロードしたZipファイルを選択。それから、以下のセキュリティリスク画面が出っています。無視して「Yes」をクリックします。
⑦ すると、DeDRM追加されるという成功の画面が出ってきます。
⑧ 「OK」をクリックして、以下の画面が表示されます。
この画面を閉じて、Calibreを再起動してください。
今度パソコン上のKindle本をCalibreに追加すると、本に付きのDRMが自動的に解除されます。
ご注意:
もしKindle本がすでにCalibreライブラリにありますから、この本を削除して再度の追加する必要があります。
方法2:Pythonスクリプト
① Pythonをインストール
② Pycryptoをインストール。Pycryptoは、すべてのDRM解除ツールが使ってしている基本的なDRMモジュールです。
③ KindleBooks.pywを実行。それから、Kindle本に関する情報を入力してください。例えば、入力ファイル、出力ファイル、など。
ご注意:
この方法がWindowsパソコン上のみで使えます。それに、パソコンによく知っていない人はこの方法を利用しないほうがいいと思います。
方法3:Kindle DRM解除ソフト
この方法は一番簡単です。初心者でもすぐ分かる手順。
① 「Kindle DRM解除」をインストール
② Kindle本を追加
日本国内ではKindleデスクトップアプリが公開されていませんので、このツールはKindle PaperwhiteとKindle Voyage上の本のみ対応します。
デバイスをUSB経由でパソコンと接続します。それから、右側から「Kindle Device」というアイコンが見られます。
下の一覧から書籍を右側へドラッグ&ドロップします。
③ KSNを入力してDRMを解除
ポップアップウィンドウから端末のシリアルナンバーを入力します。
アップデート:最新バージョンの本製品は自動的にKSNを検出できますので、KSNの入力することが必要ではなくなります。
それから、DRMがすぐ解除されます。
「Remove DRM」をクリックすると、出力先フォルダからファイルが見えます。
後はDRMなしのファイルを所持している端末への転送することです。
DRMを解除するのはあくまでも個人利用目的であり、正規に購入した電子書籍を好みのリーダーで読みたいがための手段として使ってください。
補足:
もしKindle本をiPad、Koboなどのデバイスでは読みたい場合では、「Kindle DRM解除」ではなく、「究極電子書籍変換」というソフトをご利用してください。Kindle本DRMを解除するだけなく、Kindle本をEPUB/PDFへの変換も対応します。