米国のオバマ大統領と韓国の朴槿恵(パククネ)大統領が6日夕(日本時間同日夜)、ビエンチャンで会談した。両首脳は軍事挑発を続ける北朝鮮を強く非難し、米軍の高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)の韓国配備を進めることを改めて確認した。
米韓両政府によれば今回の会談は、来年1月に任期を終えるオバマ氏と、朴氏が直接、協議できる最後の機会として韓国側が申し入れた。
米韓は、北朝鮮の脅威に備えるTHAADの韓国配備は必要不可欠と判断。来年末までの運用開始を目指す方針を改めて確認した。韓国政府によれば、朴氏は会談や共同記者会見を通じ、「THAAD配備を含む防衛力の増強で強力な抑止力を維持する」と語った。朴氏は北朝鮮当局による北朝鮮市民への人権侵害にも言及。金正恩(キムジョンウン)委員長を孤立させる考えを示した。
オバマ氏は会談などで「THA…
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朝日新聞国際報道部
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