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 法務省は6日、司法試験の合格者を発表した。6899人(前年比1117人減)が受験し、1583人(同267人減)が合格した。合格率は22・95%(同0・13ポイント減)で、2006年に始まった新試験制度では14年に次いで低かった。

 政府は昨年、合格者数を「毎年1500人以上」とする目標を掲げた。受験者数や法科大学院の志願者の減少が続く中、その目標値をわずかに上回った。

 合格者は男性1212人、女性371人。年齢は21~66歳で、平均は28・3歳だった。法科大学院修了者は1348人が合格し、合格率は20・68%。一方、法科大学院を経ずに受験資格を得た予備試験通過者は過去最多の235人が合格。合格率は61・52%で、修了生を大幅に上回った。

 最大74校あった法科大学院は…

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