栗林史子、山村哲史
2016年9月7日05時27分
プロ野球セ・リーグで、広島カープの25年ぶりの優勝が目前に迫っている。ファンの盛り上がりが全国に広がり、記念セールやコラボ商品などのカープ商戦も盛り上がってきた。
「黒田選手のユニホームはありますか」。キャラクター商品の企画や販売をするフジハラスポーツ(大阪府吹田市)にはファンから問い合わせが相次ぐ。メガホンや文具などカープグッズが手に入る、関西では数少ない店だ。当初は甲子園球場の近くで阪神タイガースのグッズを売っていたが、カープが初優勝した1975年ごろから、カープグッズもつくり始めた。
藤原修弘社長は「ここ3年ぐらいで来店者が増えた。注文も例年は8月の終わりから減るが、今年は続いている」と話す。
ブームに乗って、球場では見かけない関連グッズも次々と現れている。作業服などをつくる原田(山口県防府市)は「仕事でもカープ愛」のキャッチコピーで、カープ仕様の作業用ヘルメットを昨年秋から売っている。全国から注文が入り、想定の2倍以上の売れ行きだという。
ドアに取りつける開閉部品「カ…
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