15人が食中毒 石川
石川県は6日、同県七尾市にある和倉温泉の老舗旅館「加賀屋」を利用した宿泊客15人が腹痛や下痢などの症状を訴え、うち7人から原因菌の腸炎ビブリオが検出されたと発表した。県は食中毒と断定し、本館の主厨房(ちゅうぼう)を6日から3日間の営業停止処分にした。
県によると、症状を訴えたのは富山や東京、神奈川などから訪れた20〜80代の男女15人。うち10人が入院し、いずれも快方に向かっている。
加賀屋は、民間会社主催の「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で36年連続で総合1位となっている。【金志尚】