「日本はAVが産業として成り立っているけど、韓国は貧弱でマイナー。AV業界で働いていることは家族にも明かさない。“公然淫乱罪に加担しているのか”とまるで罪人扱いされる」
韓国のAV作品は規制が多い。
まず映像物等級委員会(日本の映像倫理機構のようなもの)の審議を通さねばならず、「成人等級」として通過しても、法律で淫乱物の制作や流通が禁じられており、「淫乱物」と判定されればお蔵入りとなる。
過去には成人等級を受けた作品を販売した業者が、淫乱物法で逮捕されたこともある。
そのため、表現の制約も多い。具体的にはどんな縛りがあるか。
ヘアはもちろん、乳首の露出も公然淫乱罪となるため、韓国のAVパッケージは乳首にモザイクをかける。
芸能事務所関係者が教えてくれた韓国成人映画市場のお寒い状況
肝心の中身でもモザイクがかけられているどこころか、本番もご法度。「男優はストッキングや靴下、女優は肌色のテープやパンティーライナーでアソコを覆う“工事(韓国AV業界用語)”をする」(B氏)らしい。
B氏は続ける。