1964年の東京パラリンピック カラー映像見つかる
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1964年に開催された東京パラリンピックの開会式や競技の様子などが、カラーで鮮明に記録されているフィルム映像が見つかりました。日本障がい者スポーツ協会によりますと、東京パラリンピックのカラー映像はこれまで確認されていないということです。
東京オリンピック閉会後、1964年11月に開催された東京パラリンピックは、21か国から378人の選手が参加しました。
見つかった映像は東京都内に住む船津英夫さん(80)が、当時8ミリのカラーフィルムで撮影したもので、8分20秒ほどの映像が記録されています。
開会式の映像には、えび茶色のジャージーを着た日本の選手団やアメリカなどの選手たちが行進する様子のほか、秋晴れの空の下、参加国の色鮮やかな国旗がはためいている様子などが収められています。
また、車いすの短距離走や、やり投げなどの投てき競技、それに車いすバスケットボールなど、競技中の映像も撮影されています。
このほか、フィルムには通訳を行う語学ボランティアや競技の進行を補助するボーイスカウトなどスタッフの姿も収められていて、大会の運営の様子をうかがい知ることができます。
日本障がい者スポーツ協会によりますと、東京パラリンピックをカラーで撮影した映像はこれまで確認されていないということです。
映像を撮影した船津さんは「選手だけではなくて、大会を手助けするスタッフも撮っておこうと思った記憶があります。50年以上前に見たパラリンピックを引き継いだ2020年の東京パラリンピックも、元気でいられれば見に行ってみたいと思います」と話しています。
この映像はNHKアーカイブスの「番組発掘プロジェクト」の情報提供の呼びかけに船津さんが応じたことで存在が明らかになりました。「番組発掘プロジェクト」では、昭和30年代までの映像やNHKの過去の番組について、引き続き情報提供を呼びかけています。
見つかった映像は東京都内に住む船津英夫さん(80)が、当時8ミリのカラーフィルムで撮影したもので、8分20秒ほどの映像が記録されています。
開会式の映像には、えび茶色のジャージーを着た日本の選手団やアメリカなどの選手たちが行進する様子のほか、秋晴れの空の下、参加国の色鮮やかな国旗がはためいている様子などが収められています。
また、車いすの短距離走や、やり投げなどの投てき競技、それに車いすバスケットボールなど、競技中の映像も撮影されています。
このほか、フィルムには通訳を行う語学ボランティアや競技の進行を補助するボーイスカウトなどスタッフの姿も収められていて、大会の運営の様子をうかがい知ることができます。
日本障がい者スポーツ協会によりますと、東京パラリンピックをカラーで撮影した映像はこれまで確認されていないということです。
映像を撮影した船津さんは「選手だけではなくて、大会を手助けするスタッフも撮っておこうと思った記憶があります。50年以上前に見たパラリンピックを引き継いだ2020年の東京パラリンピックも、元気でいられれば見に行ってみたいと思います」と話しています。
この映像はNHKアーカイブスの「番組発掘プロジェクト」の情報提供の呼びかけに船津さんが応じたことで存在が明らかになりました。「番組発掘プロジェクト」では、昭和30年代までの映像やNHKの過去の番組について、引き続き情報提供を呼びかけています。