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【杉田水脈のなでしこリポート(14)】ヘイトスピーチは許せません でも規制を求める勢力と「慰安婦=性奴隷」と流布する勢力は同根なのです

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【杉田水脈のなでしこリポート(14)】
ヘイトスピーチは許せません でも規制を求める勢力と「慰安婦=性奴隷」と流布する勢力は同根なのです

韓国の日本大使館前の慰安婦像撤去を求めるデモ隊。周辺を警察の機動隊員が警備し、反ヘイトスピーチを訴えるメンバーがその周りを取り囲んだ=6月19日、東京都中央区(早坂洋祐撮影) 韓国の日本大使館前の慰安婦像撤去を求めるデモ隊。周辺を警察の機動隊員が警備し、反ヘイトスピーチを訴えるメンバーがその周りを取り囲んだ=6月19日、東京都中央区(早坂洋祐撮影)

 私は一貫して、ヘイトスピーチを規制する法律や条例に反対してきました。事実に基づく発言であっても、別の主義・主張の人の「主観」によりヘイトスピーチにされてしまう危険性が大きいからです。これを法的に規制するには定義が曖昧すぎます。

 もう一つ理由があります。

 私はヘイトスピーチそのものが許せないと思っています。日本にヘイトスピーチが存在すること自体が不思議であり、それを規制する法律を作らなければならないことについて「すごく情けない」と感じています。

 韓国人がデモで日本の国旗である日の丸を焼いたり、安倍晋三首相の写真を破いたりしようが、支那人が日本の工場に火をつけようが、それと同じことをやりかえさないのが日本人ではないでしょうか。

 ですが、残念ながら「韓国人を皆殺しにしろ」「朝鮮人は日本から出ていけ」などと声高に叫ぶ排外主義者がわずかながら存在します。その存在がこういった法規制を生んだことは否定できない事実だと思います。

 その一方で、生活保護や扶養家族認定における「在日特権」が存在することは事実であり、これらをきちんと追及していく必要性を強く感じています。実際に国会質疑でそれらの問題を取り上げたのは、私が所属していた「次世代の党」でしたし、私も選挙時には街頭で訴えました。

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