シャワー中に、椅子の座面に開いた穴に股間のタマが入ってしまい、抜けなくなった男性が、IKEAのfacebookに書き込んだクレームが面白いと話題になっている。
膝の怪我で座ってシャワーを浴びるため
ノルウェー・アルタに住む45才の男性、クラウス Jørstadさんは膝に怪我をして、立ってシャワーを浴びることができなくなったため、地元のIKEAでシャワー用に丸椅子を購入した。
その椅子は、プラスチックの座面に小さな穴がいくつか開いており、水はけも良さそうで、シャワーには最適に見えた。しかし、その穴が曲者だった。
股間のタマが穴にスッポリ
「座ってシャワーを浴びている時に何か変だと思って、屈み込んで椅子の下から見てみると、なんと可愛いタマタマがスッポリはまってるじゃないか」とクラウスさん(下の写真)は言う。
「こんちくしょう!と口では罵ってみたが、大の男がそこから一歩も動けやしない。まったくお笑いだよ」
やがてシャワーが冷水に
クラウスさんが長時間そのままでいたため、おそらくシャワー設備の安全装置が働いたのだろう、シャワーは冷水に変わった。
北極圏の国ノルウェーの冷水だ。クラウスさんは、今度はその中で凍えることとなった。
「それは冷たかったよ。僕が結婚した当時の嫁さんの母親の笑いより冷たかったと言えるね」とクラウスさんはジョークを飛ばす。
ところが、この冷たさが幸いした。
縮み上がったタマが抜けた!
どうやら冷水で冷えたタマが縮み上がったらしい。
凍え死ぬまえにクラウスさんは、椅子から解放されていたという。
「感電してもいいから近くにあったドライヤーで暖を取ろうとしたんだ。そのくらい切羽詰まっていた。だけど、ドライヤーに手を伸ばした時、自由になっている自分を発見したんだ」
ユーモアにあふれたクレーム
クラウスさんはこの一件を、椅子を購入したIKEAのfacebookに写真付きで書き込んだ。
ユーモアに溢れたこの書き込みはたちまちネットで話題になり、6,000を超えるコメントを集めた。
クラウスさんに対するIKEAスタッフの返事も面白い。
クラウスさんが男性自身を「船長と2人の船員」と形容したのに応じて、次のように返信している。
「もしその椅子をシャワーで使い続けるつもりなら、次の航海に出る時には正しいユニフォームを身に着けること」
クラウスさんはさっそく、ユニフォームを着せた椅子を写真に撮って投稿した。
これならアレが穴に入ることはない。