新型ホームドア、試行導入へ…軽量化、工期短縮
JR東日本は6日、低コストで工期が大幅に短縮できる新型ホームドアを来年春までに横浜線町田駅に試行導入すると発表した。山手線に既設されているホームドアと比べて機器類の約30%の軽量化に成功し、基礎部分の改良工事が不要だという。
新型ホームドアはステンレス製で横開きのスライド式。高さは1.1メートル、開口部は山手線型より約80センチ広い2.8メートルで、列車の停止位置の範囲を広げたのが特徴。強度試験では高い堅固性が実証できたとしている。
JR東日本は山手線全29駅中、すでに24駅にホームドアの設置を完了、八高線拝島駅にはバーを昇降させるホーム柵を導入している。【斉藤正利】