石山英明
2016年9月6日18時33分
JR東日本は6日、山手線と京浜東北線の品川―田町駅間につくる新駅(東京都港区)の概要を発表した。駅舎は折り紙をモチーフにした大屋根(約110メートル×35メートル)が特徴で、東京五輪開催前の2020年春に開業させる。
デザインは、新国立競技場を設計した建築家の隈研吾氏が手がけた。駅舎は3階建て、総床面積7600平方メートル。1階にホーム、2階にコンコースや改札、街への出入り口、イベントスペースをつくる。2、3階に店舗が入る。中央部分には1階から3階までの吹き抜けもある。
JR東はJR品川車両基地跡地の13ヘクタールを再開発し、オフィスビルや商業施設、ホテルなどの並ぶ街をつくる計画を進めている。羽田空港へのアクセスのよさをいかし、世界中から企業や人が集まる「国際交流都市」を目指しており、新駅はその中核施設になる。
新駅から約300メートル離れた場所に都営地下鉄と京急の泉岳寺駅があるが、連絡通路などについては現時点で作る予定はないという。(石山英明)
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朝日新聞社会部
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