台風10号 岩手で少なくとも270人が孤立
台風10号の記録的な大雨の影響で、孤立している地域がある岩手県の岩泉町と久慈市が調べたところ、少なくとも270人が今もこうした地域にとどまって生活をしていることがわかりました。
台風10号の影響で岩手県内の各地で道路が寸断し、岩泉町と久慈市では9地区の22か所で孤立した状態が続いています。
岩泉町と久慈市は現状を把握するため、自衛隊のヘリコプターなどで孤立地域にある住宅を1軒1軒訪ねて調査し、その結果、少なくとも121世帯の270人が今も孤立した地域の自宅にとどまって生活を続けていることがわかりました。
岩泉町には92世帯の215人、久慈市には29世帯の55人がいるということです。この中には家畜を飼育している農家や、「生活物資がある」として避難所への移動を断っている人もいるということです。
これらの地域の中には道路の損傷が大きく、復旧作業が終わるまでに数か月程度かかると見られる場所もあるということで、岩手県は住民の要請があれば、防災ヘリコプターなどですぐに避難してもらう態勢を整えているとしています。
岩泉町と久慈市は現状を把握するため、自衛隊のヘリコプターなどで孤立地域にある住宅を1軒1軒訪ねて調査し、その結果、少なくとも121世帯の270人が今も孤立した地域の自宅にとどまって生活を続けていることがわかりました。
岩泉町には92世帯の215人、久慈市には29世帯の55人がいるということです。この中には家畜を飼育している農家や、「生活物資がある」として避難所への移動を断っている人もいるということです。
これらの地域の中には道路の損傷が大きく、復旧作業が終わるまでに数か月程度かかると見られる場所もあるということで、岩手県は住民の要請があれば、防災ヘリコプターなどですぐに避難してもらう態勢を整えているとしています。