遠藤周作×M・スコセッシ監督「沈黙」17年公開!メイキング画像も初披露
2016年9月6日 06:00
共演を果たしたアンドリュー・
ガーフィールドと塚本晋也
Photo Credit Kerry Brown
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[映画.com ニュース] マーティン・スコセッシ監督が芥川賞作家・遠藤周作の歴史小説を映画化した「沈黙 サイレンス」が、来年公開されることに決定した。日本からは窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシが参加し、リーアム・ニーソン、アダム・ドライバー、アンドリュー・ガーフィールドらと共演を果たした。
原作は、13の国と地域で翻訳された、戦後日本文学の最高峰とも称される谷崎潤一郎賞受賞作。キリスト教の布教活動のため日本に渡った高名な宣教師クリストバン・フェレイラ(ニーソン)が、キリシタン弾圧に屈して棄教したとの知らせを受け、弟子でイエズス会のポルトガル人宣教師であるセバスチャン・ロドリゴ(ガーフィールド)と、フランシス・ガルベ(ドライバー)が日本に赴く。2人は日本人キチジロー(窪塚)の案内で五島列島に潜入するが厳しい弾圧を受け、自らの中にある信仰心と向き合っていく。
今作は、「クンドゥン」(1997)の公開後には、脚本家ジェイ・コックス(「ギャング・オブ・ニューヨーク」)による脚本が完成していたという、スコセッシ監督念願の企画。撮影を「ブロークバック・マウンテン」のロドリゴ・プリエトが担当し、美術を「ヒューゴの不思議な発明」「シンデレラ」のダンテ・フェレッティ、編集を「ウルフ・オブ・ウォールストリート」「ディパーテッド」のセルマ・スクーンメイカーが手がけるなど、製作スタッフもアカデミー賞受賞・ノミネート経験のある隙のない布陣で臨んでいる。
「沈黙 サイレンス」は、2017年に全国で公開。
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