アメリカのマイナーリーグを視察することが多かったのですが、地域の子供会のあり方や、みんな自由に野球を見ていたこととか、球場作りという面では影響を受けました。マツダでは経営の考え方などベースの部分では勉強になりました。
──入社後、カープのグッズ販売はどのように変わってきたのでしょうか?
グッズ販売に力を入れ始めたのは入社して1、2年経ったころからだったと思います。スタッフで会議して、いろいろ工夫して、面白い商品を出してという流れは変わっていません。その延長に自分のやっていることもあります。
ただ、前の広島市民球場にはグッズショップはなかったんですが、今度のマツダスタジアムになってグッズショップもできました。恵まれた環境になって、よりいろいろな展開ができるようになりました。
広島に球団があり続けるには
黒字体質であることが大切
──2016年度の決算についてはどんな感触ですか?
去年は観客入場者数もほとんどいっぱいいっぱいだったのですが、去年を少し超えられるかなあという感触はあります。グッズ販売も分からないですが、去年並みにいってくれればなあと。去年は黒田選手のユニフォームが尋常でない売れ行きでした。今年は、鈴木誠也選手など新しい選手のユニフォームも売れています。
──将来についてはどんなビジョンを持っていますか?
地域に支えられている球団なので、地元の人たちと盛り上がっていけるようにしたいです。例えば、球場内のカバ広場では、地域の企業さんにPRイベントをやってもらったりしています。地域単位で応援に来てもらったり、カープの球団ロゴやカープ坊やなどのロゴを使ってもらったりだとか、いろいろな方面で一緒にやっています。企業さんからいろんな提案をしてもらうのはありがたいですね。地域と一緒になってやってこられたのは、広島という土地の雰囲気もあると思います。
独立採算でやってきたので、工夫していかないと生き残れないという意識はあります。一番大切なことは広島という街に球団があり続けることなので、そのためには黒字体質であることが大切です。そして、球場にお客様が来てくれることだと思います。そのためにグッズ販売だとか、イベントだとか、それをいつも考えています。