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【格闘技】

井上拓真、12月に世界初挑戦 タパレスが相手

2016年9月6日 紙面から

3度目の防衛から一夜明け、記者会見するWBOスーパーフライ級王者の井上尚弥=横浜市の大橋ジムで

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 ボクシングの大橋ジム・大橋秀行会長(51)は5日、WBOバンタム級12位で、4日の世界前哨戦に10回判定勝ちした井上拓真(20)=大橋=が12月に同世界バンタム級王者のマーロン・タパレス(24)=フィリピン=を相手に、世界初挑戦すると発表した。兄の同世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(23)、IBF世界ライトフライ級王者・八重樫東(33)の防衛戦と併せトリプル世界戦になる。

 「本当に楽しみ。兄弟で世界王者は小さいころからの夢でした。いきなり階級をバンタムに上げての世界戦ですが、ちょうど動ける体重で、向いていると思います」と拓真。6戦で世界王者、8戦で2階級制覇の兄に比べれば遅い9戦目(現8戦全勝2KO)での挑戦だが「場慣れもしていいタイミング」と自信は十分だ。

 「(拓真の世界戦は)うれしさと不安が半々。当日は控室のモニターを見ないようにしようかな」と尚弥。自らはWBA同級王者コンセプシオン(パナマ)との統一戦が交渉中だが、今は弟のことで頭がいっぱいだった。 (藤本敏和)

 

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