第23回マンガ家オーディションは、連載経験のある作家さんも多くご参加頂いていましたが、そんな中若い新人作家さんの活躍も多く見受けられました。
もちろん連載の経験値があるということは極めて高いポイントとして評価させて頂きます。しかし作品ではなく作家自身を評価させて頂く賞であるがゆえに、投稿頂いた作品から伝わるセンスや将来性、目に見える努力の跡など、プロか新人かという尺度とは別の視点で評価をさせて頂きます。
今回の受賞を糧に、一日でも早いガンガンONLINEでのご活躍を願っております!
賞金5万円
- ゆにがんも(21歳)
寸評
絵柄、お話作りの方向性は爽やかで好感度が高く、最後まで読み進めることができる。ただ特に男のキャラクターの描き方が残念。どこを気に入ってもらいたいのかという点を、もっと意識して作ってみよう!
賞金2万円
- 白菜ポンズ(30歳)
寸評
ギャグのテンポもよく、安定感のあるネームが好印象。ただ、題材がやや華やかさとオリジナリティに欠けるため、作品として埋もれてしまう懸念がある。今後はオリジナリティを意識した作品作りを心掛けてほしい。- あんな みか(27歳)
寸評
画力の高さは申し分ないが、キャラクターデザインはオリジナリティを追及する必要がある。ストーリーについても一つのネタを引っ張り過ぎず、抑揚をつけて展開する構成を意識して作れると、さらに向上できるはず!- ※グランプリ、準グランプリ、期待賞は共に該当者なしとなりました。