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【プロ野球】

大谷きょう先発復帰 翌日は中0日で野手

2016年9月6日 紙面から

 日本ハム・栗山英樹監督(55)は6日のロッテ戦(旭川)で先発復帰する大谷翔平投手(22)を翌7日に野手で出場させる「中0日」起用を検討していることを明かした。

 優勝争いが佳境に入り「大谷リミッター」の解除が視野に入った。北海道へ移動した栗山監督は「(先発の)次の日、野手の可能性はあるよ。翔平の体が成長し強くなっているとかいろいろある。(二刀流起用法の)マニュアルから外れているのは間違いない」とはっきり言った。

 これまで中0日出場(野手出場翌日の登板、または登板翌日の野手出場)は1年目の13年に3度だけあるが、当時はベストな二刀流起用法を模索段階だった。ローテ定着後の14年以降は一度もないが、昨オフの肉体改造の成果もあり中0日出場に耐えられる体になっていると判断。旭川入りした大谷は「特に緊張はないです。一人でも多くしっかり投げられれば」と7月10日・ロッテ戦以来の先発登板へ平常心で臨む。

 6日の内容が良くローテに定着すれば、21日からのソフトバンク2連戦に先発登板する可能性も出てくる。「今の翔平を見たらやれると信じている」と栗山監督。投打でフル稼働できれば、計り知れないほど大きな戦力になる。逆転Vへのシナリオは大谷の起用が鍵を握っている。 (水足丈夫)

 

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