米民主党 ハッキング問題でトランプ氏陣営の捜査求める
アメリカ大統領選挙で民主党が利用するコンピューターがハッキングされた問題で、民主党の議員らは、ロシアが共和党のトランプ候補に有利な影響を与えるために行った可能性があると指摘し、トランプ氏の陣営との関係も含めて調べるようFBI=連邦捜査局に求めました。
この問題は、ことし6月に民主党の全国委員会が利用するコンピューターがハッキングされ、幹部のメールが流出したものです。
これについて民主党の下院議員らは30日、FBIに書簡を送り、徹底した捜査を要求しました。書簡では、ロシアが、プーチン大統領を評価するような発言をしている共和党のトランプ候補に有利な影響を与えるために行った可能性があると指摘し、トランプ氏の陣営との関係も含めて調べるよう求めています。
一方で、共和党の50人余りの下院議員は、民主党のクリントン候補が国務長官在任中、関連する財団の献金者に便宜を図っていた疑惑について、司法省に書簡を送り、クリントン氏と献金者との間に癒着がなかったかどうか特別検察官を任命して捜査するよう求めました。
この疑惑をめぐっては、前日の29日に共和党の全国委員会が財団に対し、国務省と交わしたメールをすべて公開するよう要求していて、11月の大統領選挙に向けた与野党の攻防が激しくなっています。
これについて民主党の下院議員らは30日、FBIに書簡を送り、徹底した捜査を要求しました。書簡では、ロシアが、プーチン大統領を評価するような発言をしている共和党のトランプ候補に有利な影響を与えるために行った可能性があると指摘し、トランプ氏の陣営との関係も含めて調べるよう求めています。
一方で、共和党の50人余りの下院議員は、民主党のクリントン候補が国務長官在任中、関連する財団の献金者に便宜を図っていた疑惑について、司法省に書簡を送り、クリントン氏と献金者との間に癒着がなかったかどうか特別検察官を任命して捜査するよう求めました。
この疑惑をめぐっては、前日の29日に共和党の全国委員会が財団に対し、国務省と交わしたメールをすべて公開するよう要求していて、11月の大統領選挙に向けた与野党の攻防が激しくなっています。