日ロの政府や企業関係者が会合 経済協力の強化を議論

日本とロシアの政府関係者や、企業などが経済協力の強化について話し合う会議が、ロシア極東のウラジオストクで開かれ、日本側は、ことし5月に提案した8項目の協力プランを具体化させるためにも、ロシア側にビジネス環境のさらなる改善を求めました。
この会議は、ロシアのプーチン大統領が極東のウラジオストクで2日から開いている東方経済フォーラムの一環として開催されたもので、日本とロシアの政府関係者や企業の担当者など、およそ300人が参加しました。

この中で、経団連の朝田照男、日本ロシア経済委員長は「多くの企業がロシアでのビジネスを有望視しているが、課題はまだ多い。インフラ整備や行政手続きの簡略化などをもっと進めてほしい」と述べ、日本がことし5月に提案した8項目の協力プランを具体化させるためにも、ロシア側にビジネス環境のさらなる改善を求めました。

これに対し、ロシアのガルシュカ極東発展相は「日本企業は、われわれが創設した経済特区などを活用した投資を行うことに関心を示している。日本企業の進出を後押ししていきたい」と述べ、日本側に積極的な投資を呼びかけました。

ロシアとしては、ウクライナ問題をめぐる欧米からの制裁で経済状況が厳しさを増す中、今回のフォーラムをきっかけに、極東の開発に向けて日本側から一層の投資を呼び込みたい考えです。