インド GDP伸び率 +7.1% 民間予測下回る
インドのことし4月から6月までの四半期のGDP=国内総生産の伸び率は、7.1%のプラスで、民間の予測を下回りました。
インド政府は31日、ことし4月から6月までのGDPを発表し、前の年の同じ時期に比べて7.1%の伸びとなりました。
前の3か月の伸び率は7.9%で、民間の調査会社などは今回、7.6%程度の伸び率を予測していましたが、これを下回るかたちとなりました。
これは、製造業が9.1%と好調な伸びとなった一方で、主要産業の農林水産業が1.8%、建設業が1.5%と振るわなかったことが要因となっています。
ただ、市場関係者の多くは、ことしは雨季に雨がよく降っているため、農林水産業の回復が見込まれ、農家を中心とした個人消費の伸びも期待できるとして、下半期には7%台後半になると予測しています。
インドは、昨年度は世界的な原油安を背景に、ガソリン価格などが下落し、物価の上昇に歯止めがかかって、個人消費が上向いたことなどからGDPの伸び率が7.6%となり、2年連続で7%台の成長を維持しています。
モディ政権は2年前の発足以来、物価上昇に歯止めをかけるとともに、投資環境が改善するとして、期待の高かった税の簡素化などの改革を打ち出しており、今年度も高い経済成長のペースを維持できるのか関心が集まっています。
前の3か月の伸び率は7.9%で、民間の調査会社などは今回、7.6%程度の伸び率を予測していましたが、これを下回るかたちとなりました。
これは、製造業が9.1%と好調な伸びとなった一方で、主要産業の農林水産業が1.8%、建設業が1.5%と振るわなかったことが要因となっています。
ただ、市場関係者の多くは、ことしは雨季に雨がよく降っているため、農林水産業の回復が見込まれ、農家を中心とした個人消費の伸びも期待できるとして、下半期には7%台後半になると予測しています。
インドは、昨年度は世界的な原油安を背景に、ガソリン価格などが下落し、物価の上昇に歯止めがかかって、個人消費が上向いたことなどからGDPの伸び率が7.6%となり、2年連続で7%台の成長を維持しています。
モディ政権は2年前の発足以来、物価上昇に歯止めをかけるとともに、投資環境が改善するとして、期待の高かった税の簡素化などの改革を打ち出しており、今年度も高い経済成長のペースを維持できるのか関心が集まっています。