ガソリン小売価格 10週ぶりに値上がり
今週のレギュラーガソリン1リットル当たりの小売価格は、原油価格が今月中旬から上昇傾向となったことを受けて、10週ぶりに値上がりしました。
資源エネルギー庁から調査を委託されている石油情報センターによりますと、29日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの小売価格は、全国平均で122.2円と、先週より0.5円値上がりしました。ガソリン価格が値上がりするのは、10週ぶりです。
これは、来月下旬に予定されているOPEC=石油輸出国機構の非公式会合で産油国の生産調整が進むのではないかという観測によって今月中旬から原油価格が上昇傾向となり、石油元売り各社もガソリンの卸売価格を引き上げたためです。
今後の見通しについて、石油情報センターは「産油国の生産調整が進むかどうかについては最近は悲観的な見方も出ており、原油価格の変動は見通しにくい。ガソリンの卸売価格の引き上げ分がまだガソリンスタンドの店頭価格に十分に反映されていないため、今後も価格転嫁の動きは続き、来週もガソリン価格は値上がりが予想される」と話しています。
これは、来月下旬に予定されているOPEC=石油輸出国機構の非公式会合で産油国の生産調整が進むのではないかという観測によって今月中旬から原油価格が上昇傾向となり、石油元売り各社もガソリンの卸売価格を引き上げたためです。
今後の見通しについて、石油情報センターは「産油国の生産調整が進むかどうかについては最近は悲観的な見方も出ており、原油価格の変動は見通しにくい。ガソリンの卸売価格の引き上げ分がまだガソリンスタンドの店頭価格に十分に反映されていないため、今後も価格転嫁の動きは続き、来週もガソリン価格は値上がりが予想される」と話しています。