打ち上げ前試験中のファルコン9が爆発、長征4Cも打ち上げ失敗 7
ストーリー by hylom
負の連鎖 部門より
負の連鎖 部門より
あるAnonymous Coward曰く、
2015年の打ち上げ失敗後は順調な打ち上げが続いていた民間宇宙開発会社SpaceXのファルコン9ロケットだが、9月1日午前9時07分、今週末の打ち上げに向けて行われていたケープカナベラルでの打ち上げ前試験において爆発、機体・衛星ともに失われる事故が発生した(sorae.jp、Engadget Japanese、爆発時の動画)。
爆発が発生したのは地上でロケットエンジンを数秒点火する「スタティック・ファイア・テスト」の最中だが、映像によれば、爆発自体は2段目付近で発生しており、現時点では原因ははっきりしていない。搭載されていたAMOS-6通信衛星は、アフリカのサハラ砂漠以南にFacebookの「Internet.org」計画としてインターネットを提供するものだが、機体ともども失われた。射場のダメージに加え、SpaceXでは次々回の打ち上げで回収したファルコン9の再使用にチャレンジする計画であったがこれも変更を迫られるとみられ、影響は甚大であろう。
一方、同じく9月1日に打ち上げられた中国の長征4Cも衛星の軌道投入に失敗した模様だが、こちらは情報があまり出ておらず詳細は不明である(宇宙系ライター鳥嶋真也氏によるTweet)。
衛星ともに失われるとは (スコア:0)
こういう人たちは車の衝突実験に本物の人間使いそう。
Re:衛星ともに失われるとは (スコア:1)
なんらかの新機能をテストしているのではなくて
「打ち上げ前試験」ってのは打ち上げシーケンスの中のひとつなんじゃないかな…
さすがに本番と同じ環境にして、
ひとつこの新要素をトライしてみよう(゚∀゚)!
ってやるには失敗したときのリスクがとんでもなく高すぎるし
成功前提なら打ち上げるときにやるってもんじゃないかな…
Re: (スコア:0)
そりゃ打ち上げ前のどこかで、本物載せて
本番環境で試験を開始しますよね。
Re: (スコア:0)
ペイロードが同一仕様の便が毎日ガンガン飛んでて、簡単に振り替えられるぐらいにならないとねぇ
Re: (スコア:0)
マイナビニュースの記事 [mynavi.jp]によると、2014年ごろから衛星を載せた状態で行われるようになったみたいですね。
コスト削減のためにテスト時に実機載せる運用が今回は仇になったということですかね。
Re: (スコア:0)
こういう人たちはどんな失敗でも後出し理想論で叩きますから仕方ないですよ。
Re: (スコア:0)
コスト削減のためでしょうかね。
燃焼試験は数秒だし、数日後? には打ち上げるのだから多少のリスクはかまわない、というつもりっだたのかな。
どうやら営業が注文山ほど取って来ちゃって、でも製造も打ち上げもこなせてないというデスマっぽい状態だったみたいですよ。
試験端折って本番環境に入れてしくじって大騒ぎ、ってけっこうあるよねw