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良いと思ったことは他の人にも教えると、良い循環が起こる

読書 中村天風さん

 

昨日は仕事中に上司たちに対して、なんだか感謝の気持ちが湧いてきた。

なぜかというと、このブログを始めたのは間接的にではあるけれど上司たちのお陰だから。

 

感謝の気持ちが湧いたのは、出勤前に読んでいた中村天風さんの著書「幸福なる人生」に、こんなことが書いてあるのが心に残っていたからかもしれない。

普段、不平不満を言わないようにしろ。これが一番必要なことです。不平不満が、やがていろいろな価値のない弱音になって、言葉になって出てくるんだからね。不平不満を言うやつは罰当たりだ。ものに対する感謝が本当に感じられないからなんだ。心が痺れている。不平不満を言うやつに限ってからに、おのれを顧みないで、上ばかり見ていますよ。「世の中に、おれよりも長生きなやつがある、丈夫なやつがある」とか、「おれより悪いことをして、税も取られずにいるやつがある」とか。

(中略)

事あるごとに、「ああ、ありがたい、ありがたい」で暮らしていいわけだろう。病が出ようと運命が悪くなろうと、「ああ、ありがたい、造物主はまだおれに恩恵を与えたもう手を緩めていないな。これによって、おれに反省しろ、これによっておまえの間違いを正しくしろ、という示唆を、健康上の問題や運命上の問題で下されているのか。ああ、ありがたいことだ」

 

 

今の会社に入る前は、パティシエという仕事を何年もしていた。

いまは、全く違う業種の企業で働いている。

 

今の職場で働くようになって感じたことは、思考停止している人がたくさんいるな。。ということ。

(ブログを書いている人たちには、そういう人は少ないだろうなぁ)

パティシエとか料理人の人たちは高卒の人が多かったのだけれど、みんな頭で思考して日々いろいろな事を考えていた。

より良い料理、より良いデザートをつくるためどうしたら良いか?

お客様に喜んでもらうには、どうしたら良いか?

みんな向上心があったし、向上するためには考えなければ前に進めなかった。

 

それに比べて今の職場の人たちは、みんな大卒なのに。。。

とってもビックリした。

今でも慣れない。

話が合わない。

 

世の中、そういうものなのかな???

 

そんな職場を今でも辞めていないのは、仕事そのものは好きだから。

仕事をしているだけなら、とっても面白い。

でも、向上心のない人たちとこれから先もずっと一緒に働いてくのは無理だと思う。

 

「このまま、この会社で働いていてはダメだ」と感じたことをきっかけに何か新しいことを始めようと思った。

 

そうして始めたことが、このブログ。

 

はじめは、わたしに文章なんか書けるのだろうか?とか不安はあったけれど、お陰様で3か月目を迎えることができました。

 

「良いと思ったことは他の人にも教えると、良い循環が起こるよ」と尊敬する人に教えてもらったことがあったので、その言葉をいつも頭に置いて文章を書くようにしています。

 

文章力は未熟ですが・・・読んでくださる人がいるのは、とても嬉しいです。

ありがとうございます。

 

 

今日。ふと、気付いた。

間接的にでも、そんな機会を与えてくれた上司に感謝。

彼らのお陰で今わたしは、こうしてブログで“好きな本について書く”という楽しい場所を見つけることができた。

ブログというのは、家族と家でのんびりしながら話したり、友人たちと会って話したりするのとは違う楽しさがある。

 

これからも、良い循環が起こることを期待して楽しんで続けていきたい。

 

 

 

 

<中村天風さんの著書の記事>

 

www.chietetra.com

 

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