台風9号で被害の西武多摩湖線が運転再開

台風9号で被害の西武多摩湖線が運転再開
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先月の台風9号の影響で線路に土砂が流れ込み運転ができなくなっていた西武鉄道・多摩湖線は復旧作業が進み、15日ぶりに6日朝から運転を再開しました。
西武鉄道の多摩湖線は先月22日、台風9号の影響で東京・東村山市の武蔵大和駅の近くで線路脇の斜面が崩れ、緊急停車した車両が流れ込んだ土砂で傾いて動けなくなりました。このため、多摩湖線の西武遊園地駅と萩山駅の間は運転ができなくなっていましたが、土砂を取り除いたり、動けなくなった電車を撤去したりする復旧作業が進み6日朝、15日ぶりに運転を再開しました。

東村山市の西武遊園地駅では午前5時21分、始発の電車が出発し、通勤客などが乗り込んでいました。始発を利用した47歳の男性は「仕事の利用者など不便になる人も多かったので、運転の再開は地元にとって助かります」と話していました。西武鉄道広報部の一ノ倉剛アシスタントマネージャーは「多くのお客さまにご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。今後、同じような事故がないよう気をつけて運転していきます」と話していました。