まあこれは全て私の印象論にすぎないわけですが、
近頃上位に出てくるサイトってのはこんなんばっかりだと思うわけですよ。
とにかく長い。5000、6000字は当たり前。
もちろん長いこと自体は必ずしも問題ではないと思いますが、明らかに文字数を稼ぐためとしか思えないような回りくどい書き方の記事が多すぎる。
三行でいえることを十行で書いたらSEO的に有利になるなんて馬鹿げた話だと思いませんか。読む方としては迷惑なだけでしょ。
例えば「××近くのおすすめレストラン」的な記事の画像が全部引用ってどういうことなのでしょうか。
目にするのはそんなのばっかりですわ。
こんな他人のふんどしで相撲をとったようなサイトが上位ってどうなんですかね。
この手のサイトが増えた原因はランサーズやクラウドワークスといったサイトの興隆があるのではないかと思います。
これらのサイトには「このキーワードを入れて○○字で記事を作って下さい」といった依頼が大量にありまして、
特に何に詳しいわけでもない素人的ライターがググって出てきたサイトをリライトしたりつなぎ合わせたりして記事を作っているわけですよ。
そうして出来た記事をかき集めて巨大なサイトを作るとゴミみたいな内容でもあっさり上位に食い込めるようです。
ヤフーとグーグルを合わせると日本の検索利用者数の90%以上を占めるそうです。
でヤフージャパンって2010年からグーグルの検索エンジンを使っているわけですよ。
だからヤフーで検索してもグーグルで検索しても出でくるサイトの順位はほとんど変わりません。
つまり今の状況ではグーグルのアルゴリズムにさえ最適化できれば非常に大きな利益をえることができるわけです。
例えばヤフーが全然違った評価基準をもっていたとしたらグーグルに有効なseo対策でもヤフーにはマイナスってこともありうるわけで、極端なサイトは出てきにくいと思うのですが…(bingで検索するとずいぶん違った結果がみられますよ)