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都知事選挙について

 本日、東京都知事選挙にあたり、私に出馬を要請してくださった都議団の皆様に対し、「出馬しない」という判断に至ったことを私からご報告させていただきました。この間、都議会民進党議員14名全員ならびに来年の都議会選挙をめざしている前職議員の皆さんからも出馬要請を受けるなど、多くの皆さんにご期待いただいたことを重く受け止め、出馬について真剣に考えてまいりました。

 国政に身を置く者として、これまではもっぱら外交・安全保障政策に取り組んでまいりましたが、超党派の「子どもの貧困」対策推進議連の幹事長や衆議院文部科学委員会の筆頭理事を務めるなど、最近では「子どもの貧困」問題はじめ子ども・子育て・教育の問題について真剣に考えてまいりました。オリンピック・パラリンピックの準備、直下型地震やテロへの備え、高齢者対策等、東京が抱える課題は多岐にわたりますが、待機児童や児童虐待、子どもの貧困は、最も深刻な「東京プロブレム」です。そして、東京の子ども・子育て問題を解決できれば、それが全国に波及し、政策的にも国を動かし得る。そうであるなら、都知事という選択もあると思い、出馬の可能性を検討して参りました。

 しかし、ついに民進党執行部は、「四党の枠組みを受け入れない限り、党の推薦候補とは認められない」という頑なな姿勢を崩すことはありませんでした。私は、率直に、国政選挙においても共産党との共闘路線には強烈な違和感を抱いてまいりましたが、何よりも都政に国政の枠組みを持ち込むことは適切ではないと考えました。この点については、都議会の皆さんも同様のお考えでありました。

 したがって、私の出馬は大変難しい状況にはありましたが、参議院選挙が終わるまでは明らかにしないというお約束でしたので、選挙中は自らの意思を表明することは差し控えてまいりました。しかし、参議院選挙が終わった今なお、党本部において「四党の枠組み」からの方針転換がなされない以上、残念ながら本日この時点を以って、都知事選出馬を断念せざるを得ないと判断いたしました。

 これまでご期待を寄せていただいた全ての皆さんに心から感謝を申し上げるとともに、引き続き国会議員として外交・安全保障政策、そして子どもの問題に取り組んでいくことをお誓い申し上げます。

(写真は都議会民進党への報告を終え、都庁で受けたぶら下がり会見の様子です。)

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