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石田純一さん、立候補を断念…都内で会見

記者会見で都知事選の出馬辞退について記者の質問に答える石田純一さん=東京都港区で2016年7月11日午後6時22分、北山夏帆撮影

 東京都知事選(14日告示、31日投開票)に「野党統一候補となること」を条件に出馬の意向を示していた俳優の石田純一さん(62)が11日夕、東京都内で記者会見を開き、「都知事選への意欲を示してまいりましたが、正式に断念いたします。自分の事情もありまして、タイムリミットもありました」と出馬を見送ることを表明した。

 グレーのスーツ姿で会見に臨んだ石田さんは、出馬を見送った理由について「メディアのおきてとして、(出馬した場合、テレビの)番組を差し替えるなどの必要があり、そのタイムリミットは11日と思っていました」とし、11日正午までに野党統一候補として推されなかったことを挙げた。一部で報じられた、家族から出馬に賛同が得られていない点については「説得できなかった。妻(プロゴルファー・東尾理子さん)は『もし出るという結論が出たら、何があっても支えていこう』と考えてくれていたようだが……。断念すると伝えたら、(理子さんからは)意訳すると『大変だったね』というよりも『自業自得ね』という感じで、『しょうがないね』と言われました」と述べた。

 石田さんは8日の記者会見で、自身が野党統一候補となって都知事選に出馬する可能性を「10%以下」としつつ、野党側からの働きかけを待っていた。「野党の方に直接、電話をかけて相談をし、好感触をいただいたこともありました。しかし、周到な準備が足りませんでした」と話した。【大村健一/デジタル報道センター】

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