民進代表選 3陣営は地方票獲得の取り組み急ぐ

民進代表選 3陣営は地方票獲得の取り組み急ぐ
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民進党の代表選挙では、党員や地方議員などのいわゆる「地方票」が、全体の半数余りを占めることなどから、3人の陣営は「地方票」の動向が、選挙結果に影響を与えることも予想されるとして、電話による呼びかけなどの取り組みを急いでいます。
民進党の代表選挙は、蓮舫代表代行、前原・元外務大臣、玉木国会対策副委員長の3人が立候補し、各地で討論会を開くなどして、論戦を繰り広げています。
今回の選挙では、党員・サポーターと地方議員のいわゆる「地方票」が、ポイント全体の半数余りを占めるうえ、今月15日の臨時党大会では、「地方票」の結果が報告されたあと、国会議員らが投票することになっています。このため、各陣営は、「地方票」の動向が、選挙結果に影響を与えることも予想されるとしています。
これを踏まえ、蓮舫氏の陣営は、地域ごとに担当者を決めて、地方議員に電話で働きかけているほか、党員らに、はがきを送って支持を呼びかけています。
前原氏の陣営は、地方で独自に集会を開くほか、地方議員などに、訴えをまとめたファックスを毎日送って支持拡大を図っています。
玉木氏の陣営は、玉木氏みずからが、地方議員らに直接電話をかけて主張を説明するなどして、個別に支持を働きかけています。
郵送で投票される「地方票」は、臨時党大会の2日前の今月13日に締め切られることから、各陣営は、「地方票」の獲得に向けた取り組みを急いでいます。