ロッテ創業者に出頭要請

脱税や背任容疑で韓国検察

 【ソウル共同】ロッテグループの裏金疑惑などを捜査しているソウル中央地検は5日、創業者の重光武雄(韓国名・辛格浩)氏(93)に対し、脱税や背任の容疑で取り調べるため7日に出頭するよう要請したと明らかにした。聯合ニュースが報じた。

 聯合によると、武雄氏が被疑者として取り調べを受ければ創業以来、初めて。創業者一家では武雄氏の長男、宏之(同・辛東主)氏(62)が1日に同地検から事情聴取を受けている。

 ただ武雄氏側は高齢で、健康状態が良くないとして訪問による取り調べを希望し、地検側と調整している。武雄氏は6~7月、健康悪化でソウルの病院に入院していた。

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