長らくリニューアルされていなかったMacBook Proですが、4年ぶり、今年10月に新型が発表されるようです。では、新型MacBook Proはどのような変化を遂げる可能性があるのか、流し読みできるよう簡単にまとめてみました。
新型MacBook Proのスペックは?
iPhone ManiaやSOCIUS101の記事には、次のように書かれています。
- OLED(有機EL)によるタッチバーを搭載
- iPhoneに既に搭載されているTouch IDも搭載
- GPU性能の向上でVRにも対応
- USB Type-Cポートの搭載
- デザインは12インチの MacBook に似ている
- ディスプレイは13/15インチ
- グラフィックスカードが従来より20%薄くなる
- 新カラーが登場
- さらに、薄型化・軽量化
見た目も中身も、今までとは大きく変化しそうです。OLEDタッチバーによって、コピー&ペーストがしやすくなったり、iTunesのコントロールもできたりするそうですが、どこまで使いやすいのか実際に店頭で触って確かめてみたいところですね。
上記のような改良が加えられる可能性がある新型MacBookPro。これに合うユーザー層を考えてみました。
新型MacBook Pro向きのユーザー層は?
1:VRを扱う人だけでなく、映像クリエイターやデザインナーにも。
GPUはAMD製のPolarisが搭載される見込みです。これまでMacは、お世辞にもグラフィックス性能が高いとは言えず、3月にはVRヘッドセット「Oculus Rift」で知られるOculusの創業者Palmer Luckey氏が、「我々が推奨するスペックには足りない」としてMacをサポートしない方針を明らかにしていました。
(引用元:新型MacBook Proの気になる情報を総まとめ!~VRに対応、発表は10月など - iPhone Mania)
以上のように、MacのVRへの対応は困難かと思われましたが、新しいGPUが搭載されることで、対応可能となれば嬉しい方も多いのではないでしょうか。また、当然グラフィック処理も向上するはずです。これからVRに参入しようと考えている人だけでなく、映像・デザインを扱う人も作業スピードの向上が期待されます。
2:プレゼンやイベントなど、PCを色々な場所で活用する人。
新規格のUSB Type-Cポートは、2ヶ所設けられる予定です。これから様々なデバイスにUSB Type-Cポートが起用されると考えると、プレゼンやイベントで映像を映し出すなど、日頃からPCを他のデバイスと合わせて使用する人は新型へ切り替えてもいいのではないでしょうか。これから先、企業に1台はあると便利そうですね。
3:Macをよく持ち歩く人。
ノマドという働き方が認知され始めた昨今、オフィスや自宅外で仕事をする人は多いと思います。デザインもMacBookのようになり、グラフィックカードが20%薄くなる予定となると、MacBookPro自体の重量がよりいっそう軽くなりそうです。普段からPCを持ち歩く人には、意外と軽量化が一番の朗報かもしれませんね。
USB Type-Cポートが流行の兆し?
裏表どちらでも挿せる利点があるUSB Type-Cポート。しかし、12インチMacBookが発売された当初はUSB Type-Cポートの周辺機器がかなり少なく、喜び勇んでMacBookを購入した私は変換ケーブルを購入するなど対応に苦労しました。
しかし、今となってはGoogleの「Nexus」シリーズにもUSB Type-Cが搭載され、非常に多くのサードパーティ製のUSB Type-Cポート周辺機器が発売されて空前のUSB Type-Cブーム!(ぇ
今後もUSB Type-Cポート端末が増えると言われていることを考えると、新型MacBookProの場合は、そのあたりの心配はしなくて良さそうですね。
Touch ID搭載、GPU性能の向上、MacBookPro自体の重量が軽くなることなど、総合的に考えると新型MacBook Pro ( 2016 )を購入しておいて損はないかもしれません。なにはともあれ、9月7日に新型MacBookProが登場することを祈っています!
以上「新型MacBook Pro ( 2016 )の噂まとめ!発売日・スペック・デザイン・カラーなどチェックしておきましょう。」でした。