【ベルリン共同】7月に難民保護申請者によるテロが相次いだドイツで4日、メルケル首相の地元、北東部メクレンブルク・フォアポンメルンの州議会選挙が行われた。選挙管理委員会の暫定結果によると、難民らの受け入れに反対する右派政党「ドイツのための選択肢(AFD)」が20.8%を獲得、無議席から州議会第2党に躍進した。
メルケル氏のキリスト教民主同盟(CDU)は19.0%と前回選挙から4.0ポイント減らし、第3党に転落した。
難民らに寛容な姿勢を取ってきたメルケル氏への反発が強まっていることが浮き彫りになった。