民進代表選で討論会 3候補が党の再建策を議論

民進代表選で討論会 3候補が党の再建策を議論
民進党の代表選挙は5日、岡山市で3人の候補者による討論会が行われ、次の衆議院選挙に向けて党勢を回復させるため、地方組織の立て直しなど、党の再建策をめぐって、それぞれの主張を訴えました。
民進党の代表選挙に立候補している蓮舫代表代行、前原・元外務大臣、玉木国会対策副委員長は5日、岡山市で開かれた党主催の討論会に臨みました。
この中で、蓮舫氏は、「党の国会議員が全くいない県があり、そうした県と執行部が交流できる新たな枠組みを作って地域の声を聞いていきたい。党の常任幹事会に、地方自治体の議員の代表を入れ、地域と党をつないでいく」と述べました。
前原氏は、「まずは、政策・理念をしっかりと真ん中にすえて、党を立て直すことが大事だ。国会議員が増えれば、点から線、線から面へと広がるので、地方議員へのてこ入れを党本部が行うなどして、議員が増えるように頑張りたい」と述べました。
玉木氏は、「先の参議院選挙で、北海道や東北などでは一定の勢力を回復したが、西日本はボロボロだ。西日本での党の再生が、野党や日本の政治の再生につながる。財政的、人的支援を西日本中心に徹底的にやりたい」と述べました。
民進党の代表選挙は、今月15日の投開票に向けて、6日は高松市で街頭演説と討論会が行われる予定です。