蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】新井決勝打で広島M4 最短7日、地元でV決める2016年9月5日 紙面から
◇広島4−3ヤクルト広島の中崎が9回を三者凡退で締めて自己最多30セーブ。先発ヘーゲンズが7勝目。打線は3回に新井が2点打、4回に松山と会沢がソロ。ヤクルトは7回に1点差とした後の1死三塁を生かせなかった。山中は4回途中KOで10敗目。 また一歩、栄光の瞬間へと近づいた。もう敵地だろうが、左半分が真っ赤に染まるのは当たり前の光景だ。歓声に押され、試合を動かしたのは広島・新井。先制にしてV打を放った4番は「皆さんが喜んでくれる。それが一番うれしい」と笑った。 「大声援をいただいて気合も入る。それにいつもそうだけど広輔にキク、丸。たくさん塁に出て走ってくれる。彼らのおかげです」 3回、投手のヘーゲンズが口火を切り、菊池が広げ、丸が進めた2死二、三塁。三遊間を破る2点打を放った。4回には松山、会沢がソロで続く。ヤクルトに追い上げられれば継投でねじ伏せる。今季の“赤の強さ”が存分に発揮された白星だった。 リーグ最多の96打点。2010年以来の打率3割&100打点、11年以来の打点王を視界に捉える。39歳は2000安打、300本塁打、1000得点と大きな節目をクリアしてきた。そんな主砲が一番ほしい勲章は言わずもがなの優勝。本拠地で迎えられれば最高だ。 ◆7日なら史上最速マジックは2つ減って4。最短優勝は7日の中日戦(マツダ)だ。2リーグ分立後、最速優勝は1990年巨人の9月8日だ。更新の可能性がある。 「気にはなるけど、こればかりは巡り合わせもある。今までのスタンスで。自分たちにできることを一戦、一戦やっていく」 8月24日のマジック点灯後、わずか2敗。25年ぶりの悲願に向けて、加速しながら最終コーナーを回った。地元の大声援を背に、勝ち続けるのみ。歓喜のゴールテープはすぐそこだ。 PR情報
|