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「真田丸」アドリブ合戦秘話「犬伏の別れ」で大泉&草刈“ネタ対決”

笑顔の真田信幸
大河ドラマ「真田丸」の「犬伏の別れ」で笑顔の真田信幸(大泉洋)(撮影・鈴木心)(C)NHK
Photo By 提供写真

 NHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)は4日、真田家が生き残りをかけ、袂(たもと)を分かつことになる「犬伏の別れ」を描いた。真田兄弟の涙あり、親子の笑いありで、物語のハイライトの1つとも言える回となったが、その撮影現場にはダジャレを飛ばし合うアドリブ合戦があった。

 関ヶ原の戦い(慶長5年、1600年)目前。真田家が生き延びていくために、昌幸(草刈正雄)と信繁(堺雅人)は豊臣方につき、信幸(大泉洋)は徳川方につくという大きな決断を下した。かつては頼りなさもあった長男・信幸がリーダーシップを発揮し、信繁とともに父を超えていくことを象徴するシーンだった。

 信幸、信繁の兄弟2人で話し込む場面ではともに涙した一方、親子3人で酒を酌み交わし笑い合う姿も描いた。3人で談笑するラストシーンでは信幸が中国の「史記」に登場する名将・韓信と昌幸が似ているという話を披露するが、大泉がその舞台裏を明かした。

 「最後飲んでいるところで終わる。僕らのシーン自体はイマイチ終わりはないというか、飲み続けているわけだから。ちゃんとセリフのあるところで切ってくれりゃいいんだけども、なかなかそうはいかないわけなんですね」「『史記』の中に出てくる韓信という男の話を延々とするわけなんですけど。そうなると、もう、お互いの無茶ぶりのし合いになってきちゃって。堺さんが『兄上、もう少しお話を聞きたいです』と。のっけかなんかに『そうか、じゃあ次は劇団四季の話をしよう』。一番おもしろいボケがもうそこで出ちゃった」

 堺が何度も「韓信の話をもうちょっと聞きたいです」と振ると、草刈も負けていなかったという。「草刈さんが『なかなか感心な男だ』って言って。いわゆるそのオヤジギャグというだけあって、やっぱり速いんですよね。オヤジギャグを繰り出す年配の方というのは」

 大泉、草刈渾身(こんしん)のネタが放送で流れることはなかったものの、3人が和気あいあいと談笑するシーンに有働由美子アナのナレーションがかぶさる形で第35回「犬伏」は幕を閉じた。ナレーションの下では、もしかしたらダジャレを飛ばしあっていたのかもしれない。

[ 2016年9月5日 09:55 ]

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