7月の給与総額は37万円余 2か月連続で上昇

7月の給与総額は37万円余 2か月連続で上昇
ことし7月の給与総額は平均で37万円余りで、前の年の同じ月を2か月連続で上回りました。
厚生労働省が、全国のおよそ3万3000の事業所を対象に行った調査の速報値によりますと、基本給やボーナス、残業代などを合わせたことし7月の給与総額は、働く人1人当たりの平均で37万3808円でした。
これは前の年の同じ月と比べて1.4%高く、2か月連続で増加しました。
また、物価が下落したため、物価の変動分を反映した実質賃金は2%の伸びとなりました。
厚生労働省は「夏のボーナスが伸びた企業があったため、賃金が押し上げられた。賃金は緩やかに上昇する傾向にあり、今後の動向に注視したい」としています。