香港 立法会の選挙 投票率が過去最高に
香港では、議会にあたる立法会の選挙の投票が4日に行われました。中国に批判的な勢力が、重要な議案を否決できる3分の1の議席を獲得できるかが焦点となる中、投票率は暫定値で58%と過去最高となりました。
4年に1度の香港の立法会選挙は、定数70に対し289人が立候補して、4日に投票が行われました。
今回の選挙には、中国政府寄りの立場を取る「親中派」と、民主化の拡大を求める「民主派」に加え、みずからの本土は香港だとして、中国からの独立といった急進的な主張をする「本土派」と呼ばれる勢力からも候補者が出ています。
改選前は、中国に批判的な「民主派」が、重要な議案を否決できる3分の1の議席を確保していましたが、今回は、「本土派」と票を奪い合う構図になったことで、「親中派」が議席を増やす可能性も指摘され、中国に批判的な勢力が合わせて3分の1の議席を獲得できるかが焦点となっています。
また、「本土派」が初めて議席を獲得するのかも注目されます。
4日夜は、投票の締め切り時間の午後10時半を過ぎても、一部の投票所の前で大勢の有権者が列をなしていたため、投票時間が延長されるなど、有権者の関心の高さを示していました。
香港の選挙管理員会は、暫定値で、今回の選挙の投票率が前回より5ポイントほど高い58%と過去最高になったと発表しました。
開票結果は5日午後に発表される見通しです。
今回の選挙には、中国政府寄りの立場を取る「親中派」と、民主化の拡大を求める「民主派」に加え、みずからの本土は香港だとして、中国からの独立といった急進的な主張をする「本土派」と呼ばれる勢力からも候補者が出ています。
改選前は、中国に批判的な「民主派」が、重要な議案を否決できる3分の1の議席を確保していましたが、今回は、「本土派」と票を奪い合う構図になったことで、「親中派」が議席を増やす可能性も指摘され、中国に批判的な勢力が合わせて3分の1の議席を獲得できるかが焦点となっています。
また、「本土派」が初めて議席を獲得するのかも注目されます。
4日夜は、投票の締め切り時間の午後10時半を過ぎても、一部の投票所の前で大勢の有権者が列をなしていたため、投票時間が延長されるなど、有権者の関心の高さを示していました。
香港の選挙管理員会は、暫定値で、今回の選挙の投票率が前回より5ポイントほど高い58%と過去最高になったと発表しました。
開票結果は5日午後に発表される見通しです。