2016年9月2日~4日頃に行われたGoogleアップデートによって、当サイト『クレジットカードの読みもの』の検索順位がやや下落。
このアルゴリズム改訂によって残念ながら虎の子のキーワードでもあった「クレジットカード」での検索順位が1位から2位に下落してしまいました。GRCによると2016年2月中旬頃から1位になりはじめ、3月上旬くらいからは不動の1位だったので、約半年ぶりの1位陥落になります(思えば半年も1位だったんですね)。
今まではアンタッチャブルだった記事:
しかしまぁ、当サイト上でも何度か書いていますが、下記記事が長らく「クレジットカード」検索で1位だったこと自体が『?』だったりするんですよね(苦笑)。
評価されやすいトップページでもなければ、はてなブックマークが大量に集まった記事でもなく、更に他の記事からたくさんリンクを繋げてるかといえばそうでもない状況…。
そのため、当該記事については修正や加筆を加えず、あえて放置をすることによって1位を確保してきました。Googleのアルゴリズムでどう1位になっているかわからない以上、それが懸命だったためです*1。
2位になった以上、なんらかの対策が必要に:
ただ検索順位が1位から2位に落ちてしまったからには、なんらかの修正や加筆が必要になります。
…とはいえ、まだGoogleのアルゴリズム変更が落ち着いたわけでもないので、また元通りなにもしなくても1位に戻る可能性も残っている状況だと、出来ることは当該記事を変えることではなく周りのケアが中心になります。
- 出来ること:当該記事以外の外部対策
- やらないほうが無難なこと:当該記事への追記&加筆
特に個人的に気になったのは下記部分ですね。記事タイトルは「2016年のおすすめ~」なのに、Google検索結果にはここ1ヶ月ほど「2015年のおすすめ~」という表示がされている点です*2。
- 記事タイトル:2016年のおすすめクレジットカードはどれ?
- Google検索結果:2015年のおすすめクレジットカードはどれ?
なぜ2015年表記のままなのか:
ではなぜGoogle検索では2015年表記のままなのでしょうか?これは推測するに当該記事へリンクをしてくれている記事の、リンクキーワードが2015年表記のままになっている可能性が高いと思われます。
Googleではこのようにリンクされているキーワード等で検索結果に表示されるサイトタイトルを改編することがあるのでこの線が濃厚。つまりリンク元のキーワードを修正することが出来れば2015年表記から2016年表記に変更できることになります。
2015年表記のままじゃダメなのか?
2015年表記のままだとそもそも検索結果に表示された時のクリック率が低下します。本当は100人来てくれるはずなのに、「なんだ2015年の情報じゃ古いな」と思って90人くらいしか入ってきてくれないかもしれない。そういう数のデメリットがひとつ。
もうひとつはGoogle側は検索結果におけるクリック率をよく見ているという話があるので、「クリック率が低いこの記事を1位表示させておいても仕方ないな。2位にしよう」とされてしまってもおかしくないというのが二つ目ですね。
今回、Googleのアルゴリズム改訂のタイミングで2位になりましたが、もしかするとアルゴリズム改訂に関わらず、この「2015年表記」のせいで2位に落ちた可能性もあると私は睨んでいます。
2016年表記にするための対策:
前述のように2016年表記に戻す方法はシンプル。当該記事にリンクしている記事を片っ端から2016年に変更すればOKです。
やはり一番影響が大きいであろうページは、はてなブックマークページですね。ここが昨日まで2015年表記のままだったので、2016年表記に更新しました*3。
これで連動しているページが一気に2016年に書き換えられるはずなので、Google側にも「2016年の記事なんだぞ」ということを伝えられたはずです。
サイト内のリンクもチェック:
同様に当サイト「クレジットカードの読みもの」の中に貼ってあったリンクもチェック。4記事ほど未だに「2015年のおすすめクレジットカードはどれ?」という記述のままだったので、これを2016年に置き換えました。
ついでにリンクを貼ってるページの内容を一部更新。Googleは「更新されているページからのリンクを高く評価する」傾向にあると言われているので、古い情報を新しく書き換えることでリンクそのものの効果を高める狙いがあります。
- 当該記事:現状、書き換えられない
- 当該記事へリンクを貼ってる記事:書き換えは自由。更新することでリンクを強くする。
これであと1週間もすればGoogle検索結果における「2015年表記」も消え、「2016年表記」に変更になると思います。結果、クリック率が向上し、Google側が「この記事はやはり1位に戻すべきだ」と判断してくれればラッキーですね。それに期待しましょう。
以上、Google検索で「クレジットカード」が2位に下落。また検索順位を1位に戻すために、私が行ったSEO対策のまとめ…という話題でした。
参考リンク:
Google検索で1位になった時の記念記事はこちら。この記事が「古き良き思い出」にならないように、また1位を目指して頑張ります。