関ジャム 完全燃SHOW 【布袋寅泰&コブクロ小渕健太郎】 2016.09.05


今夜の『関ジャム』は唯一無二のギタリスト布袋寅泰のすごさを…。
あの『キル・ビル』テーマの意外な真実に…。
即興音付けでスタジオ大興奮!今夜の『関ジャム完全燃SHOW』は…。
さあ本日のお客様布袋寅泰さんです!お願い致します。
さあそして布袋さんのお隣には小渕さんお越し頂きました。
呼んで頂いてありがとうございます…。
僕はもうミュージシャン界一の布袋ファンだと自負しておりまして。
(村上)布袋さんの事は小渕さんに聞けば間違いないと。
(小渕)一番詳しいと思います。
(村上)自分の歴史を。
(布袋)そうそう…。
「あのライブってなんだっけ?」とかよく聞かれます。
布袋が数々発明してきた名ギターフレーズ。
あなたはいくつ知っていますか?1982年氷室京介らとロックバンドBOWYでメジャーデビュー。
ここで生み出された有名な曲が…。
「そのままで」『ONLYYOU』。
さらに…。

(横山)「うわ〜これはもうよう聴いた」初めてオリコン1位を獲得したBOWYの代表曲『Marionette』。
このような耳に残るフレーズはBOWY解散後も次々と生み出される。
「BEMYBABYBEMYBABYBEMYBABYBEMYBABY」そして…。
(村上)「この色気COMPLEXの」
(河北)「すごい…」『恋をとめないで』。
さらにソロで発表した曲でも…。

(古田)「俺これ必ず歌うのこれもカラオケ」『POISON』。
(布袋)「これでも結構歌つらい…きついでしょう?」
(古田)「きついです…。
途中でやめたウーロンハイ」『スリル』。
(塚地)「ちょっと休まな」「LET’SGO」『バンビーナ』など。
さらにプロデュース作品では…。
「だけど今は貴方への愛こそが」ロックナンバーにとどまらず様々なジャンルの曲を提供している布袋。
最近では…。
「サラバ、昨日をぬぎすてて勇気の声を」そして…。
「幸せのかけらを愛しき切なさを」嵐にも楽曲を提供しミュージックビデオでは共演も果たした。
そんなすごいヒストリーを持つ布袋のすごさを同じくギターを操るコブクロ小渕がプロならではの解説!さあまず最初の布袋さんのすごいところはこちら!
(村上)消すという…。
(塚地)足すんじゃなくて?エレキギターってやっぱり弾くとある程度永遠に音がジャララ〜っと出ちゃうんで。
色んなギタリストいますけど僕がやっぱ布袋さんバッと見て感動したのはリズムのビートってあとで気づくんですけどものすごく事細かくなんなんだろう?って思ったら…。
音止めてる?
(小渕)まあ簡単に言うと…。
ミュートっていってギターの弦を押さえないとチャカチャカチャカってパーカッションみたいな音が出て押さえると鳴るんですけど。
僕ら全然マネ出来なかったんですよ。
(村上)練習しても?
(小渕)練習しても。
(村上)今回ちょっとVTRでどの曲のどの部分でこの消す技術をやっているのか見てみたいと思います。
こちらです。
小渕がどれだけ練習してもマネ出来なかった音を細かく止めて演奏しているというフレーズがこちら!
(布袋)「ああこれね」
(布袋)「これこぶちゃんかなり完璧に近いじゃない」
(小渕)「ダメですまだ全然弾けないですけども」マネ出来ないその秘密とは?結構僕30ぐらいを超してもまだ出来なかったんです。
10年やっても20年やっても。
ある時僕布袋さんと初めてお会いして握手してもらったのが年末の『紅白』の楽屋で握手をしてもらったんですけど。
そしたらちょっと…もう一回握手してもらうとわかるんですけど…。
(村上)ええっ!?
(塚地)ホワホワ?ちょっとね…飲茶みたいな感じ。
(村上)ええっ!?
(小渕)茹でたての…蒸してすぐ出した時ってこうホワッホワッになってるじゃないですか。
逆に僕は布袋さんのイメージはものすごく繊細な骨張った手かと思ったら全然違って…。
(村上)やわらかい?
(小渕)そうなんです。
これがなんかクッションみたいになってて僕らでは消せないとこ消せるんですよ。
(小渕)ホントこれはそう思います。
ご本人は全く自覚ないと思います。
(村上)なるほどね。
(村上)研究してるこぶさんだからわかる?はい。
ものすごくやわいです。
(村上)ご自身では…布袋さんその感覚っていうのは…?
(布袋)どうでしょうね?触ってみて…。
パッと握手してもらったら…。
あっやわらかい!
(横山)飲茶ですか?
(古田)ちょうど耳たぶぐらいの硬さ。
ああ!でもホンマや。
(小渕)でしょ?結構皆さんビックリするかも。
(村上)やらかいもん。
(横山)安も一回…ギタリストやねんから。
いやいやそんなギタリスト…あっ!ホンマやな。
(安田)あれ?なんか…。
(村上)蒸し上がりの生地やわ。
(安田)えっすごい!これがそのプレイにホントに影響してるかどうかわかんないけどこぶちゃんはそう言うんだよね。
僕色んな人と…ギタリストの方も会いますけどみんなやっぱ骨張ってちょっとこう筋張ってるっていうかなんとなく細いですけど。
(村上)硬い感じになりがちなのに。
そうするとねやっぱね…。
カッティングっていうかちょっと…。
ちょっとわかりやすく…。
ねえ。
ちょっと説明しましょうか。
(塚地)これは贅沢やで!これはもうボディーは
(塚地)うわ〜。
(安田)すごいなあ。
もう何年ぐらいなんですか?そのギターは。
いやだからもうバンドで35周年だから…。
(一同)うわあ〜!
(布袋)ビンテージ。
(小渕)ちなみにこのマークはライブのあと打ち上げで酔っ払って真っ黒なギターに酔っ払って描いたのをこのままなんですよ。
(一同)ええ〜!?
(河北)すごい!
(小渕)それ以来一回も描いてないんですよね?
(布袋)そう。
僕らはギターキッズ…。
(一同)ええ!?布袋さんにある日「布袋さんこれ上と下どっちなんですか?」って聞いたら…。
上も下もないって言われたんですけど。
でもねこぶちゃん完璧に描ける。
(大倉)すげえな。
ちょっとカッティングの方を。
カッティングを。
僕は音出す時に伸ばす事よりも切る事を考えてる。
(布袋)もうなんか…。
かっこいい。
(布袋)癖なんですけどね。

(ギター)ちょっとこの『BADFEELING』やってみましょうか。
『BADFEELING』
(河北)かっこいい!
(一同)うわ〜!うお〜!
(村上)だって小渕さんがこうなってる…。
うお〜!すいません。
(村上)いやそりゃ感動しますよ。
完全にカッティングですもんね。
これわかった?河北ちゃん今。
いや技術は全くわかんないけど超かっこいい!
(村上)でもそれでええと思う。
(河北)すごいかっこよかったです。
そうなんだ。
なんか出した瞬間に切る。
切るつもりで出してるんでしょうね音をね。
(横山)でも言われたらその切るっていうのが伝わってきますよね。
確かに確かに。
(錦戸)切らずに…。
(村上)切らないのを意識して。
それは弾けないかもしれないけど…。
『BADFEELING』
(河北)ああなるほどね!
(大倉)ああ全然違う。
全然違う。
わかった。
右手の方でミュートして切ってるんですか?左手も…。
(布袋)多分弾きながらなんかこう…。
ここの瞬間にもうここ当ててますからね。
(大倉)えーっ!
(布袋)だから…。
『BADFEELING』
(布袋)うんやっぱ…。
(安田)やっぱ右手なんですね。
手元を見てみると弦をはじいた直後に親指の付け根で弦の揺れを止めている。
小渕いわく布袋の手のやわらかさも相まって一瞬で音を消しているのだという。
音を伸ば…置き去りにしたくないっていうか。
逆にギタリストの方ってロックギターっていかにこう…。
ガーン!ジャーン!僕はこのジャーンも好きだけどそのあと…。
このなくなったあとの
(村上)余韻となるような。
布袋さんも元々その昔シルエット…。
ギターを下げてるロックスターのシルエットを見てギターを持ってそこから始まったって話をよく…。
マーク・ボランだね。
マーク・ボランが大好きでって話を…。
僕らも布袋さんを見てギターを持ったんです。
そうすると背も高いし布袋さんは。
このねギターのストラップを長〜くやってるんですよ下で。
ものすごい弾きやすそうにするとこの辺でいいんですけど布袋さんって若干この辺で弾いてたんですね。
僕らその影響でやっぱり今でも何弾くでもこの辺じゃないとちょっともうギターじゃないってちょっと…。
スタイルが。
それで影響されるのが例えばギターのFのコードって布袋さんこうやってつかんで…。
あっこれFっていうコードなんですけど僕らは布袋さんをまねしてたからFってただ握るだけでFが出るんですよ。
ただ教則本にはこうやって書いてますよね。
制覇しないといけないじゃないですか。
これでぶつかって
(村上)これ弾けないから?Fが弾けないから。
通常のFのコードは人さし指で全ての弦を押さえるのが難しいとされ他の指の位置もかなり複雑。
それに対し布袋式Fコードは自然と握るだけの形に近いのでとても簡単だという。
僕らは幸いこれで習ったんでFが…Fでぶつからなかったんです。
(錦戸)握りでいける…。
握りでいけるから全然そのFで止まらなかったです。
シェイクハンドっていうんですかね。
(小渕)はいこうやってシェイクハンドなんですけど。
見たらこうやって押さえてる人は…。
聴いてたかな?布袋さん聴いてた?って思います。
ピアノが長くて。
でもピアノってずっと練習じゃないですか。
コツコツとですもんね。
テキストブックが終わると次のまた…また次の次のって…。
ある日ピアノの先生に「いつまで続くんだ」って言ったら「死ぬまでです」って言われてガーン!
(一同笑い)でもね今となればわかりますけど…。
その追う道はもう限りないっていうのは。
(村上)子どもの頃はやっぱりこれをずっとやらなきゃいけないんだと思うと…。
その時に出会ったエレキギターっていうのは6弦27フレットって一様の音の決まりはあるけどどう弾いてもいいしここが上がってなくても叩かれないっていうか。
相当嫌やったんですね最後のピアノ。
好きでしたけどね。
なんかその全く真逆のこれがルーツとしてあるわけですね。
そうですね…うん。
さあでは続いて小渕さんにご説明頂く布袋さんのすごいところです。
こちら!何それ?さあこれは…?さっきからそのように弾かれているわけなんですけども僕らやっぱりギターキッズはアンプをまず何か買ってで布袋さんがよく雑誌なんかでこのエフェクターを使ってますとか言って使ってるエフェクターなんか載せてくれるんですよ。
実際それは5000円とか6000円のものもあれば1万円のものもあってなんとか手に届くやつを揃えて同じようにガッて弾いてもやっぱ音が出ないんですよね。
当然…当然ですよ当然それはそれでいいんですけども何年経っても僕やっぱ出なかったんですよ。
大人になってもコピーしてたんで…。
そしたらある日会って布袋さんが「えっそうなんだ気づいてなかったんだ」って言われた事が1個あって…。
があるんですけども…。
それでずっと弾いてるって言ったんですよ。
実際にはどう…?
(塚地)どういうやつなんですか?ピッキング・ハーモニクスっていうのは。
普通ピックだけで弾くんですけどその前に指を当ててそのあともう1回指を当てるみたいな…。
(ギター)ピックだけで弾くよりも…。
(ギター)音に厚みが出るのが特徴。
痛いよね。
ちょっと痛いんですけど時々なら出来るんですよね。
100メートル走でいうと10メートルおきのハードルやったら跳べるけど布袋さんずっとハードル跳んでるみたいな感じ。
(村上)細かっ!トントントントントントンって跳ばされてるぐらいずーっとなんです。
なんでわざわざそんな苦しい事してるの?っていう弾き方なんですよね。
(小渕)そうそう…そうなんです。
だから街中でふっとラジオとかテレビで布袋さんのギターが流れるとどんな雑踏でもあっこれ布袋さんだってみんな布袋ファンはわかるんですよ。
わかんねや〜。
(布袋)例えばじゃあ皆さんの知ってる耳なじみのフレーズだとしたら…。
またかっこいいんだ…。
これはもう…。
(布袋)あの…。
(ギター)要はここ親指の腹と…これ腹ですかね背中ですかね。
人差し指と…ピック僕このぐらいしか…。
(村上)出てないですね。
(布袋)出さないです。

(ギター)
(布袋)普通だったらもうちょっとこのぐらい出すんじゃないですかね。
まあギター…ねえギターはピックで弾くものっていうか…。
(村上)ええっ!?
(布袋)ずーっとこのぐらい。
通常のピックの持ち方に比べると布袋式はピックの先が指からほとんど出ていない。
布袋式で弦をはじいてみると…。
出る瞬間にこう…。
(ギター)
(村上)あっ!それも…。
(ギター)
(布袋)こういう倍音が…。
(ギター)爪ピック…爪ピック!なんですね。

(ギター)
(安田)うわ〜かっこいい!じゃあずっとそれが出てるっていう事なんですか?そうなんです。
だから…。
(一同)ええーっ!?よくあの擦れてなくなるのがもう1回でなるんですか?昔はもうだから…。
(一同)ええっ!?爪なんて剥がれたらめっちゃ痛いじゃないですか。
ずっとここが当たってるんですよね。
この痛いのがいいんだよね。
痛いのと…。
それがいいんすか?
(村上)それがまた音に出てくる?っていうその音を出してる快感?
(塚地)ええーっ!?多分それはもう独特のなんかあると思います。
これ2人はやるの?全くしないです。
全くしないよね。
ただ普通にギターを弾いててもここちょっとすり減ってきたよねっていう時会話したりするんですけどそれでも痛いです。
(塚地)あっなるほどね。
(村上)さあまだまだございます。
布袋さんのすごいところ続いてはこちら。
ウソでしょ?
(河北)斬新。
(村上)知ってて…知らん事はないでしょ?プロのギタリストなら通常100個程度のコードを頭に入れ使い分けていくそうだが…。
最近だと僕も新しい歌でコーラスに参加させてもらったり前は作詞をさせてもらったり作品も関わらせてもらうんですけど。
そうするとやっぱりギターってコード楽器なんで布袋さんこのコードって次どういう感じでいきますかって言ったら「いやちょっと僕…」。
…って言われた事が1回あって。
ホントですか?って言ったら「いやあんまりコードそんななんだよね」って。
いきたいとこにいってるからのちにそれがDになったりBになったりするだけっていう事を知って結構衝撃で。
とらわれてないと。
(小渕)とらわれてないんです。
こうこういかなきゃっていうセオリーがないのでこんな自由なものが出来るんだなとその時…。
(大倉)もう本能で。
ずっとピアノのレッスンの時にそのね譜面をずっと見てきたっていうそこからのトラウマになったのかもしれないね。
それからだからギターのコードはタブ譜も自分でも読めないですし…。
だからよくバンドスコアとかでBOWYや自分のやつが…。
山ほど出てるじゃないですか世に。
(一同笑い)
(村上)布袋さん自分の曲コード譜見てたら弾けないんですか?
(布袋)見て5番何番とかやるんだけどもそうするとこんなんなっちゃって…。
そんな難しい事やってないけどな。
って思うって事ですよね?だからもう見ながら…。
そうですね。
だから…なんでもそうじゃないですか。
さあここでですね実はコードよく知らない布袋さんだからこそ生まれたフレーズというのがあるという事でこちらもVTRございます。
どうぞ。
通常コードを知らないからこそ布袋はこんなメロディーを!
(ギター)
(大倉)「今の同じ音?」
(小渕)「同じ音でずーっといってコードだけ変わるんです」
(ギター)
(小渕)「1オクターブ上がって…」
(布袋)「しかものけぞる」
(ギター)これはもう逆転の発想でギターソロを弾く時にギターソロを作る時に弾かないギターソロ動かないギターソロっていうソロってないじゃないですか。
1音がリズムとともにどんどんどんどん高揚していってなんかこうホントに…羽ばたいていくようなソロっていうのを…。
コード知らないんですけどその1音に自分の好きな音を…色というかね。
それをこう乗せていったらああいう展開になったんですよ。
(村上)はあ〜。
でも小渕さん普通ではなかなか思いつかない…。
思いつかないし1音だったんで僕らギターキッズ…。
これはいけるぞっていう感じでしたやっぱり。
のけぞってちゃんと…。
のけぞって…。
角度まで一緒に…。
一音でもかっこいいんだって思ったって事ですもんね。
それがだんだん人の叫び声みたいに聞こえたりこの詞の世界と合ってるんですよ。
この『サレンダー』の。
小渕君なんかはもうコードの…ねえ万博と呼ばれてますけど…。
非常にテンションが入ったりそしてその色彩感。
ホントに彼の場合何千色というパレットを使う素晴らしいギタリストだと思うけど。
僕は逆にそこを…ちょっとあえてそこを自分の中に入れない事によってなるほど。
(布袋)覚えると使いたくなっちゃうじゃない?そうですね。
僕はどこかで自分のまま『ブリキの太鼓』の映画じゃないけれども自分の成長を止めてる部分もあえて選んだのかもしれないし。
うん。
そうだね。
かっこよく言えば。
さあでは続いてのすごいところ参りましょう。
こちらです。
これも自慢なのかな?
(村上)これは…?もうでもライブを僕多分日本一見てると自負してるんですけれどもあれだけ踊って弾いて歌うでしょ。
これは相当大変な事なんです。
じゃあちょっと見てみましょうか。
とにかくすごいですから。
とにかく布袋はCOMPLEX時代吉川晃司とともに激しく動きながらギターを演奏。
そして今年布袋が左足を上げまくる映像。
しかしこんなに動いてギターより上に足上がってますもんね。
あの…ギターでバランス取れてますからね。
(村上)ギターでバランス取れてます…?ギター持ってなんか体が一つになる…。
自分の体重…。
軸が出来るというか…。
ギターがなければ踊れないけどギターの重みがあるからなんかバランス取れるんでしょうね。
動きたくなっちゃうんですか?弾いてると。
(布袋)うん。
動きたくなる。
じっとしてやれって言われるともう無理だね。
ギター弾いてたら動きたくなる…。
(一同笑い)
(錦戸)踊っちゃう…。
でもホントに演奏しにくくないのかなってね。
こんな事やってたらもうね手元とかもうムチャクチャになりそうだから…。
あとリズムを取ってるんですよね足のあれは。
やっぱり1234だけじゃなくてその中にすごく裏のビートとかも感じながら…。
今まで動きすぎて間違えた事ないんですか?まあそれはしょっちゅうありますよね。
音外したり…。
でもそんなのフーケアーズっていうか…。
(村上)細かいところは…。
一つのミストーンは別に気にしない。
もっとダイナミックに楽しみたいし。
あるんですよ基本姿勢っていうのが。
もちろんこれはものすごい有名なんですけどあとこの…こういうステップがあるんです布袋さん。
(村上)はいはいはいはい…。
布袋さんを見てきてる人間は。
なんっすか?ダメって…。
(横山)へえ〜面白い。
2人はそれないもんな。
踊りはまだ持ってないですよねそのカードが…。
そうですよ。
だって見てて普通に棒立ちでしょ?僕たち。
(村上)せやな。
ダンス?
(古田)足これ…。
さっきV見ながら2人で
(大倉)やる事もあるしな。
まあ…出来るだけ頑張ります。
さあでは続いてのすごいところ参りましょう。
こちらです。
アーミング?これまた僕が説明させて頂きますけども。
(小渕)あっそうですね。
今まではこう弾いてプレー…。
色々な指遣いって話があったんですけども昔からのギターにも付いてるんですけどここに棒が付いてるの…見た事ありますかね?
(大倉)棒?
(小渕)これがアームっていうやつでこれを押すと…こっち側にすると弦がフニュフニュって緩むので音程が変わるんです。
それを自由自在に使いこなす事をアーミングっていうんですけども。
布袋さんのアーミングはすごくて…。
ものすごいハイトーンになったりとか。
もうそれで音を自由自在に扱うんですね。
そうするとね…。
Vいってみます?これね演奏して…。
アーミングでございます。
こちらです。
まるで
(演奏)
(大倉)「うわあ…。
ホンマや魂の叫びや」さらに…。

(演奏)
(大倉)「すげえ…」
(演奏)
(大倉)かっこいい!
(河北)かっこいい!これわかった?アーミングは河北さん。
これはすごい!なんか
(大倉)ずっとそやで。
(村上)ギタリストや!
(横山)「っぽい」じゃないよ。
(村上)すごいギタリストや!
(大倉)えらい子来たわ。
ホントでもこぶしとかビブラートに近いよね。
そうですね。
なんかもうギューッてこう気持ち…。
これの難しさっていうのは?ご存じかわからないんですけどテルミンっていう楽器があって。
指近づけるとフォワワン…って。
あれって区切り目がないのでその人の感覚で音をとらなきゃいけないんですけどアームなんてまさにそうでここがドレミファ…なんて何もないんですよ。
だからその日の魂で…。
「ウワァーンワァーワァーワァーワァー」って歌うんですよね手で。
(村上)そうなんや!この高さで…。
(村上)そんな微調整を?
(大倉)すごいな…。
(小渕)それをライブの最後の最後の曲でやってくれたりするので一番みんなテンション上がってる時に…。
全部の音が消えてギターの音だけになるんですよ。
そしたらもうみんなガーッて泣いてるっていう…。
(安田)しびれるやろな…。
しびれますよ。
いつもこぶちゃん
(塚地)泣きながら行ってるんですか?あっ今日ピアニストの方が…。
(村上)一緒に?やってくださるという事ですか?じゃあ先ほどの『FLYINTOYOURDREAM』を。
(塚地・大倉)えっ!?
(小渕)すげえ…!
(村上)これどういう形なんですか?伴奏ありきでという事ですか?じゃあちょっとやってみましょう。
ワンツースリー…。

(演奏)
(河北)かっこいい!
(演奏)
(安田)歌ってる歌ってる。

(演奏)
(安田)うわうわうわ…すごい!
(演奏)
(大倉)すげえ!
(河北)すごーい!
(大倉)やばっ!
(村上)ボーカルにもなるし…。
(塚地)ゾクゾクした。
うん。
もう鳥肌鳥肌鳥肌。
(村上)…立ったよね。
亮いかがでしたか?今の。
(横山)ギター弾いてる人間としたらね。
(村上)安田君はいかがでした?もうかっこよかった!やばかった!嬉しいな。
ありがとう。
実はこの音楽その映画が…。
布袋が音楽監督を務めながら出演もした2000年の映画『新・仁義なき戦い』。
テーマ音楽が流れたのは実はこんなシーン。

(布袋)「これがオリジナルのシーン」
(塚地)「かっこいいなこれまた」車から続々と男たちが降りてくるシーンや…。
主演の豊川悦司が歩くシーンなどで使われていた。
豊川悦司君が演じる主人公の後ろ姿哀愁を帯びた男の後ろ姿に合わせて「チャラランジャンジャジャン」っていうのを作った。
すげえ!すごい!そして98年『SFSAMURAIFICTION』で音楽監督を務めた際には…。
殺陣の動きに合わせて音を付けるなど綿密な音作りを行った布袋。
そこで今夜は番組がチョイスした映像に即興で音楽を付けてもらう企画を用意。
果たしてすいません本当にやって頂けるんですか?
(大倉)大丈夫ですか?こんなもん大喜利やないですか!いやホンマに申し訳ない…。
ホンマですね。
ギター大喜利ですよね。
ギター大喜利させたらアカンってギター大喜利。
どんなVTRかはわからない?わからない…。
(村上)布袋さんこれ事前には?もうその場で見て…。
何もやってこず…。
(塚地)えっ!?じゃあ今見てもう…。
(大倉)やばいやばい。
事前にもらったんですけどあんまり考えんと本番でやろうと思ったんですか?だってつまんないじゃないですか考えてきたら。
忘れちゃうし。
かっこいい!すげえな…。
(塚地)いや頼む…。
(古田)どんな映像なんかが…。
もう誰も知らん。
スタッフ以外誰も知らない…。
頼みますから節度だけは保ってほしい!失礼になったらすいませんとだけ先に…。
とんでもない。
(村上)ではまずは1つ目のVTR…。
1つ目っていう事は何個かあんねやな?
(塚地)何個も!?いやホンマに大喜利やんか!まずはすいません。
1つ目のVTRご覧頂きましょう。
こちらです。
(大倉)芸人さんがアテレコするやつやん。
(錦戸)「なんか見つけたんかな?」「まだいなかったのかな?」
(錦戸)「ああ急に…」
(大倉)「もうなんか…」
(安田)「うわ〜速いなあ」「ガゼル逃げろ逃げろ逃げろ!」
(大倉)「これテレビでむっちゃ使われてる映像…」
(横山)「これがどうなんのやろな?」「でも楽しみやで逆に」
(古田)「ああやられた…」
(布袋)「かわいそうね」
(大倉)「これに音付けんの?」
(布袋)「悲しい。
悲しい…」
(村上)「ちょっとスローになったり…」
(大倉)「途中でスローに…」
(村上)「ここから捕食されると」
(村上)これ即興で…。
(塚地)これは…。
途中までの疾走感と最後のかわいそう感が…。
そうだよね。
ちょっとスローかかったりね。
(錦戸)リプレーにもなってましたしね。
まあやってみましょうよ。
(錦戸)もういけるんですか?次出したらもういいんですか?もう…。
(一同)ええっ!?
(布袋)鼻歌じゃないけどね…。
(村上)ではよろしいでしょうか?
(横山)ちょっと楽しみ。
やってみましょう。
(一同)おお〜!ではえ〜…参りましょう。
チーターが獲物を捕らえる瞬間です。
どうぞ。
まだ1度しか見ていないが早速音付け。

(ギター)
(河北)きたきたきたきた!怖い怖い怖い。

(ギター)
(河北)うわ〜!
(村上)チーターがかっこよく見えてくる。
(大倉)かっこいい。
(河北)臨場感ハンパない!
(ギター)
(河北)あっ!スローモーションになってる!すごーい!スローモーションになってる!
(大倉)うわっすげえ。

(ギター)
(村上)うわ〜!
(拍手)
(村上)すげえ!
(河北)すごーい!
(指笛)
(河北)かっこいい!
(拍手)大丈夫?最高!
(塚地)このままでしたよね。
元々あってもおかしくないよねこれ。
(布袋)いけてた?いけてた?ああよかったよかった。
(村上)スローがかかっててすごいやろ!いやもう臨場感ハンパなくてもう興奮状態。
すごーい!初めチーター出てくるとこも音合ってたしスローモーションになって…。
スローモーションやばい!チーターかっこよかったで追っかけてる時。
最後ちゃんとガゼル亡くなってたもんな。
(河北)すごーい!
(村上)チーターメインやのに最後なんかガゼルの気持ちにもなったりとかね。
アーミングがガゼルの声のように…。
泣いてましたね。
(村上)ああ〜!言うてる…。
いやこれはすごいわ。
すごーい!楽しいこのコーナー。
いやなんかどんどん見たなるこれ。
(一同笑い)
(河北)いっぱりやりたい。
小渕さんこれご自身がやっぱりやれと言われたら…。
絶対無理ですね。
僕さっきのでスロー入ってた時にこれやりづらいんじゃないかなと思ってたらアームできましたよね。
アームでしょ。
これできましたね。
小渕はギターでは出来ないけど歌に出来るでしょ。
まあ歌に出来るかもしれないですね。
「さよなら〜」みたいな…。
「さよなら〜」みたいな歌詞で。
ガゼル側。
(小渕)食物連鎖みたいな歌出来ます。
もう1つ?
(塚地)もう1つあんの?さあ続いてはどんなVTRでしょうか?
(村上)ご覧頂きましょう。
どうぞ。
(安田)ああきたきたこれ。
(大倉)やめとけ。
(布袋)「これね難しいよね」
(大倉)「しかも映像古いなちょっと」
(河北)「すっごい地味」
(錦戸)「うまそうやなでも」
(村上)「カットがちょっと悪ないか?この」
(塚地)「ホンマに手元だけやんか」
(横山)「そらムズいわ」「これがどうなんねやろうな。
でも楽しみやで逆に」
(塚地)「若干料理人の顔とか入ってたらええのに」
(村上)「ねえ。
それやったら感情がわかったりしますけどね」
(大倉)「いや絶対うまいやつやな」
(錦戸)「うまそうやな」これいけますか?ちょっとチャーハンのクオリティーに感心するのやめてもらって…。
ずっと亮がうまそうやなうまそうやな言うて…。
いやこれカット割り難しい。
画のカット…火のカットがちょっと入ったりとか…。
いやこれもやってみないとわかんないでしょ。
(大倉)えー!もう1回見なくて…。
最後丸めてのっけてましたよね?
(村上)はい丸めてのっけて…。
ちょっとそこだけもう1回見ようかな。
(布袋)「こうやってこれやってあれやって5432…ジャジャジャジャンジャンと」
(横山)うわあ。
今なんかなんか…。
チャーハン一人前出来ました今ね。
出来上がったね。
(塚地)出来たよこれ。
やってみましょう。
(村上)さあよろしいでしょうか?布袋さんの演奏でチャーハンを作る映像です。
ちょっとオシャレにしようかな。
これまたぶっつけ本番。

(ギター)
(安田)楽しそうやな。
(河北)ねえ。

(ギター)
(河北)おお!
(村上)すげえ!
(塚地)完全に…。
(小渕)よもやの…。
(小渕)やばっ!
(村上)めっちゃ美味しそうもう。

(ギター)
(拍手)
(大倉)すげえ!
(村上)一丁あがり!一丁あがり!出来上がった。
(大倉)楽しいなんか。
ブラボー!このリズムで来たらみんなうわ〜ってなるね。
(村上)布袋さんからこの音出ると思えへんかったな。
(河北)確かに。
(横山)美味しそうなチャーハン出来てたもん今。
中華屋で流すべきやよね今ね。
いけてた?わかんないけど全然。
(古田)いや素晴らしかった。
(安田)素晴らしい。
(布袋)ありがとうございます。
(安田)ワクワクしたななんか。
布袋さんやからちょっとかっこいい感じでくんのかなと思いつつちょっとポップな感じで。
(安田)かわいかったな今の。
(布袋)なんかだからこう…ご飯粒がポップしてる感じ。
(村上)跳ねてる感じもあったしちゃんと火のカットの時はちょっとクッションというかね。
(古田)ベースライン…。
ねえ。
(村上)間挟んで。
(一同笑い)
(大倉)ホンマやって。
でもホンマ面白いっすよねすごい。
やったー!
(村上)さすがに怒りはるで。
もうないやろ?
(塚地)まだいくかね。
(河北)いこういこう。
(横山)ただすごい見たくはなってますけどね。
すいませんじゃあもう1つお付き合い頂いてよろしいですか?
(村上)さあ次はなんの映像でしょうか?こちら。
(大倉)やばいやばいやばい。
(村上)工場映像?
(小渕)食べ物2連発。
すごいな…。
(安田)「うわっゆっくりきてるやんか…」
(塚地)「これ画変わりしてないやん」
(錦戸)「機械やん」
(安田)「ムズいなこれ」
(村上)「うわっゆっくりしてるで」
(小渕)「工場…」
(河北)「つまんないこれ」「
(一同笑い)」
(安田)「この映像だけやったらな」
(大倉)「面白いもんではないからね」
(塚地)「こういう作業やもんね単純に」
(横山)「でも美味しいねんで」
(河北)「うん美味しそう」
(大倉)「うわっ!」
(錦戸)「すごい機械やなこれ」
(大倉)「これなんのコーナー?」
(塚地)「確かに。
これなんだろう?これ」「みんなでうわあって言ってるけど」これはさすがに厳しくないですか?スイス?スイス発祥…?でもなんかオシャレですよね。
(村上)そうですね。
フレンチとか。
(村上)好きな方も多いですしね。
(横山)国を聞いたっていうのはなんとなくそのイメージでって事ですか?
(横山)へえ〜!
(大倉)国でコードがある…。
出来上がりのねわかりやすいカットもありましたけど。
これもうさすがの布袋さんも無理やと思うわ俺。
もう無理ですよ。
(一同笑い)
(安田)ありがとうございます。
布袋さんってこんなにノリよかったんやな。
ビックリしています。
(大倉)いいんですか?こんな優しい…。
もう一軒行きましょうよ!のテンション…。
3軒もハシゴして頂いてすいません。
(横山)もう一軒いきましょうよ!では布袋さんの即興演奏によるモンブランの映像でございます。
どうぞ。
これにはどう音付けする?
(ギター)
(一同笑い)
(大倉)出た出た今。

(ギター)
(村上)回ってる!ねじれ…!
(安田)おお…!おお〜!
(ギター)
(拍手と歓声)
(塚地)モンブラン出来た!お待たせしましたモンブランです!
(錦戸)モンブラン最高です。
(塚地)すごい!
(大倉)楽しい!
(古田)素晴らしい…。
あそこなんかこう回転してるような…。
(村上)ねじれてるとこね!普通に…普通に見てた我々もモンブランのこの回転が3回あるとか忘れてるのに…。
そこをちゃんと…。
(塚地)覚えてらっしゃる。
いやあれがあってよかったです。
あれがないとちょっと作りづらいですよね。
うんサビでね。
(横山)あれサビなんですか?
(小渕)サビですね。
(大倉)すごい解釈。
これマジでガチで一発でやってるのわかるかな?視聴者の方は…。
(村上)このすごさなあ…!ねえ!
(古田)俺らだけしかわからん…。
「LOVE!LOVE!LOVE!LoveisaPoison…」「LOVE!LOVE!LOVE!LoveisaPoison…」どうなんですか?ギタリスト2人は。
いやいやもうここまで見て緊張するしかないでしょう。
(安田)そりゃ楽しいのもあるんでしょうけど。
でしかもあの…普段はセッションしてからトーク収録じゃないですか。
今回逆にしてもらって。
まあでも僕たち的にもそういうふうなお願いをしたんですよね。
そっちの方が楽しそうやしっつって。
逆にするんじゃなかったかなって…。
(大倉)逆に緊張しちゃって。
(錦戸)うん。
このあとやりたいなと思ってます。
(スタッフ)お願いします。
お願いします!
(一同)お願いします!
(ギター)はいではお願いします。
(錦戸・安田)お願いします!フウーッ!
(スタッフ)オッケーです。
ありがとうございました〜!
(錦戸)ありがとうございます!
(安田)ありがとうございました!絢香の曲は神様から降りてきたって本当?神様から音楽が降りてくるってどういう事?自分の声でメロディーが鳴る。
次回は絢香の曲が出来る瞬間に迫る!…浮かびやすいんですけど。
さらに…。
この曲で降ってきたっていう言葉がハマるのはきっとそのど頭のところ…。
(村上)なるほどね。
あの名曲の誕生秘話も!2016/09/05(月) 01:58〜02:58
ABCテレビ1
関ジャム 完全燃SHOW 【布袋寅泰&コブクロ小渕健太郎】[字]

関ジャニ∞&古田新太が、布袋寅泰とトーク&ジャムセッション!ギタリスト布袋寅泰のスゴさの秘密に迫る!誰もマネできない神技ギターテク実演に大興奮!

詳細情報
◇番組内容
今回のゲストは、デビュー35年を迎えるギタリスト布袋寅泰!音楽界イチの布袋ファンを公言するコブクロ小渕が凄さの秘密を解説!“コードを知らない?”“楽譜が読めない?”“手が(秘)?”など布袋の意外な真実も明らかに!誰もマネできない神技ギターテクをスタジオで贅沢生披露!初見VTRに即興で音付けする驚き技術に大興奮!伝説バンドBOOWYの話も!
◇番組内容2
関ジャムLIVE!布袋寅泰のヒット曲「♪POISON」に、錦戸・安田・横山・村上が参加!布袋と錦戸のボーカル&ギター、安田のギター&コーラスに注目!熱いセッションをお楽しみ下さい!!
◇出演者
関ジャニ∞:横山裕・村上信五・安田章大・錦戸亮・大倉忠義
支配人:古田新太
アーティスト:布袋寅泰
ゲスト:小渕健太郎(コブクロ)・塚地武雅(ドランクドラゴン)・河北麻友子
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/kanjam/

☆番組Twitter
 https://twitter.com/kanjam_tvasahi

ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – 音楽バラエティ
バラエティ – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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