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取材制限巡り米職員と口論に…オバマ氏空港到着時

タラップが用意されず、専用機のタラップから降りるオバマ大統領(中央)=中国浙江省で2016年9月3日、AP

 【杭州・河津啓介】オバマ米大統領が3日に20カ国・地域(G20)首脳会議出席のために専用機で中国・杭州の空港に到着した際、中国側の取材制限をめぐってホワイトハウス職員と中国当局者が口論になる一幕があった。専用機が着陸しても中国側が赤じゅうたんを敷いたタラップを用意せずに出迎えるトラブルもあった。

     米メディアによると、米側の同行記者団が専用機から降りてくるオバマ氏を取材するために専用機に近づくのを中国当局者の男性が制止。ホワイトハウス職員の女性が抗議すると、中国当局者は「ここは我々の国だ。我々の空港だ」と叫んだ。また、オバマ氏側近のライス米大統領補佐官も排除しようとした。

     中国は今回のG20で厳重な警備態勢をとっている。ただ、オバマ大統領は4日、取材する機会を守ることは重要だと確認した上で「この種の出来事が起きるのは初めてではない」と述べ、事を荒立てない考えを示した。

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