川内原発 九電「直ちに一時停止せず」知事に回答へ
鹿児島県の三反園知事が、川内原子力発電所を直ちに一時停止して安全性を再点検するよう要請したことに対し、九州電力は、直ちに一時停止はせず、来月から予定されている定期検査の中で、知事が求める検査を行う方針を固め、5日に知事に回答することになりました。
鹿児島県の三反園知事は、熊本地震のあと住民の不安が高まっているとして、先月26日、九州電力の瓜生道明社長と面会し、川内原発を一時停止して安全性を再点検することなどを要請しました。
これに対し、九州電力は「新しい規制基準の審査に適合しているという原子力規制委員会の判断を受けて稼働させており、安全性に問題はない」として、直ちに一時停止はしない方針を固め、5日に三反園知事に伝えることになりました。
川内原発は、1号機が来月から、2号機も12月から、それぞれ定期検査に入り、運転を停止する予定で、九州電力はこの定期検査の中で、知事が求める原子炉や格納容器などの点検を入念に行うことで、要請に応えたいと伝える方針です。
また、自治体の避難計画への支援体制を強化する方針も伝えることにしています。
一方、三反園知事は川内原発を直ちに停止することを求めていることから、九州電力の回答にどう対応するか注目されます。
これに対し、九州電力は「新しい規制基準の審査に適合しているという原子力規制委員会の判断を受けて稼働させており、安全性に問題はない」として、直ちに一時停止はしない方針を固め、5日に三反園知事に伝えることになりました。
川内原発は、1号機が来月から、2号機も12月から、それぞれ定期検査に入り、運転を停止する予定で、九州電力はこの定期検査の中で、知事が求める原子炉や格納容器などの点検を入念に行うことで、要請に応えたいと伝える方針です。
また、自治体の避難計画への支援体制を強化する方針も伝えることにしています。
一方、三反園知事は川内原発を直ちに停止することを求めていることから、九州電力の回答にどう対応するか注目されます。