外国人旅行者急増で入国審査官を62人緊急増員
法務省は、日本を訪れる外国人旅行者の急増によって、厳格な水際対策を維持しながら入国手続きを円滑に行うことは難しくなるとして、今年度、緊急に入国審査官を62人増やすことになりました。
日本を訪れる外国人旅行者は急増していて、去年は前の年と比べて5割近く多い1973万人余りとなり、ことしに入ってからも毎月、去年の同じ時期を上回っています。
特に、LCC=格安航空会社が多く乗り入れ、24時間対応している関西空港や、中国などからのクルーズ船の寄港が増えている博多港などでは、外国人旅行者が想定を上回るペースで増え、入国手続きの際に混雑が続く事態になっています。
このため法務省は、今のままでは厳格な水際対策を維持しながら入国手続きを円滑に行うことは難しくなるとして、今年度、緊急に入国審査官を62人増やし、関西空港や成田空港、それに博多港などに配属することを決めました。
法務省は、2020年に外国人旅行者の数を4000万人にするという政府の目標も踏まえ、来年度(平成29年度)予算案の概算要求でも入国審査官の233人の増員を求めています。
特に、LCC=格安航空会社が多く乗り入れ、24時間対応している関西空港や、中国などからのクルーズ船の寄港が増えている博多港などでは、外国人旅行者が想定を上回るペースで増え、入国手続きの際に混雑が続く事態になっています。
このため法務省は、今のままでは厳格な水際対策を維持しながら入国手続きを円滑に行うことは難しくなるとして、今年度、緊急に入国審査官を62人増やし、関西空港や成田空港、それに博多港などに配属することを決めました。
法務省は、2020年に外国人旅行者の数を4000万人にするという政府の目標も踏まえ、来年度(平成29年度)予算案の概算要求でも入国審査官の233人の増員を求めています。