北海道 不明の2人捜索 被災者への支援を強化
台風10号で大きな被害を受けた北海道清水町では、依然2人の行方がわからなくなっているほか、南富良野町など5つの町では4日夕方の時点でおよそ140人が避難所に身を寄せています。警察などが不明者の捜索を続けるとともに、各自治体は被災した人たちへの支援を強化することにしています。
台風10号による大雨で、北海道では橋の一部が流されて車が転落する被害が相次ぎ、大樹町と新得町で男性2人が死亡したほか、清水町では、車が川に転落したと見られる椿勝彦さん(75)と、川からの水で自宅が流された長山誠教さん(63)の、2人の行方がわからなくなっています。警察などは範囲を広げるなどして、5日も朝から捜索を続けることにしています。
また、北海道ではこれまでに確認されただけで270棟余りの住宅が全壊や一部損壊などの被害を受けたほか、浸水した住宅も300棟余りに上り、4日午後4時の時点で清水町や大樹町、それに新得町などの合わせて8000世帯以上で断水が続いています。
こうした中、町の中心部の広い範囲が浸水した南富良野町では、大勢のボランティアの人たちが、水につかった家具を外に出したり、庭に散乱した木の枝を集めたりする作業を手伝いました。ボランティアの男性は「テレビで被害の状況を見て、きょうは休みだったので、何が何でもボランティアに来ようと思っていました。早く復興してほしいです」と話していました。
北海道の各自治体によりますと、浸水被害を受けるなどして避難所に身を寄せている人は、4日午後4時の時点で、南富良野町と清水町、日高町、新得町、それに幕別町の5つの町で合わせて141人となっています。
それぞれの町などはボランティア団体とも連携して、避難している人たちへの支援と、生活再建に向けた取り組みを強化することにしています。
また、北海道ではこれまでに確認されただけで270棟余りの住宅が全壊や一部損壊などの被害を受けたほか、浸水した住宅も300棟余りに上り、4日午後4時の時点で清水町や大樹町、それに新得町などの合わせて8000世帯以上で断水が続いています。
こうした中、町の中心部の広い範囲が浸水した南富良野町では、大勢のボランティアの人たちが、水につかった家具を外に出したり、庭に散乱した木の枝を集めたりする作業を手伝いました。ボランティアの男性は「テレビで被害の状況を見て、きょうは休みだったので、何が何でもボランティアに来ようと思っていました。早く復興してほしいです」と話していました。
北海道の各自治体によりますと、浸水被害を受けるなどして避難所に身を寄せている人は、4日午後4時の時点で、南富良野町と清水町、日高町、新得町、それに幕別町の5つの町で合わせて141人となっています。
それぞれの町などはボランティア団体とも連携して、避難している人たちへの支援と、生活再建に向けた取り組みを強化することにしています。