7月の自動車生産 前年比3.1%減少

7月の自動車生産 前年比3.1%減少
主な自動車メーカー8社の7月の国内の生産台数は、増税の影響で軽自動車の生産が落ち込んでいることなどから、去年の同じ時期より3.1%減少しました。
主な自動車メーカー8社の発表によりますと、7月、国内で生産された車の台数は、76万4281台と、去年の同じ時期より3.1%減少しました。
生産台数が下回るのはことし4月以来、3か月ぶりとなります。
これは、去年4月の増税の影響で軽自動車の生産が落ち込んでいることや、燃費データの不正問題が発覚した三菱自動車工業の生産が低迷していることに加え、去年より、土曜、日曜が多く工場の稼働日が少なかったことで8社中、6社で生産が減少したためです。
一方、7月の輸出は、ホンダと日産自動車、トヨタ自動車、富士重工業の4社で北米やヨーロッパ向けが増加するなどしたため8社全体でも、去年の同じ時期より0.7%多い38万9332台で、3か月連続の増加となりました。