イラク 結婚式場で銃乱射後に自爆 17人死亡
イラク中部で、結婚式場に乱入した武装グループが銃を乱射したあと自爆して、これまでに17人が死亡し、過激派組織IS=イスラミックステートにつながりのあるメディアは、ISによる犯行だと伝えました。
イラク中部のカルバラ近郊で28日夜、武装した5人組が結婚式場に乱入し、自動小銃を乱射しました。さらに、身につけていた爆弾を使って自爆し、治安当局によりますと、結婚式に参加していた市民などこれまでに17人が死亡し、29人がけがをしました。
カルバラはイスラム教シーア派の重要な聖地で、過激派組織ISにつながりのあるアマーク通信は29日、「ISの戦闘員がシーア派の集団を襲い、多くの人を殺害した」としてISによる犯行だと伝えました。
イラクの捜査当局は、スンニ派のISが敵視するシーア派を狙ってテロ事件を起こしたとみて調べています。
イラクでは、ISが支配する第2の都市モスルの奪還に向けてアメリカなどの支援を受けたイラク政府軍が戦闘を優位に展開しています。一方で、先月には、首都バグダッドでおよそ300人が死亡する爆弾テロ事件が起きるなど、劣勢に立たされたISによるとみられるテロ事件が相次いでいます。
カルバラはイスラム教シーア派の重要な聖地で、過激派組織ISにつながりのあるアマーク通信は29日、「ISの戦闘員がシーア派の集団を襲い、多くの人を殺害した」としてISによる犯行だと伝えました。
イラクの捜査当局は、スンニ派のISが敵視するシーア派を狙ってテロ事件を起こしたとみて調べています。
イラクでは、ISが支配する第2の都市モスルの奪還に向けてアメリカなどの支援を受けたイラク政府軍が戦闘を優位に展開しています。一方で、先月には、首都バグダッドでおよそ300人が死亡する爆弾テロ事件が起きるなど、劣勢に立たされたISによるとみられるテロ事件が相次いでいます。