読者の意見:韓国のスポーツエリート育成は完全に時代遅れだ

 リオデジャネイロ・オリンピックにおける韓国の成績には失望した。とりわけ男子マラソンの結果は国民のプライドを大きく傷つけた。資本主義国の中ではほぼ唯一、国が管理する選手村を運営する国でありながら、この程度の成績しか出せないのは信じ難いことだ。

 今やオリンピックではアマチュア選手とプロ選手の区別は完全になくなってしまった。韓国でも他の多くの国と同じく、スポーツの基盤や底辺を生涯スポーツへと見直す政策の転換が必要だ。国民が生涯スポーツの一環としてスポーツに取り組み、実力を高めて国際大会で入賞すれば素晴らしいことだが、それが無理でも参加するだけで満足する風土や考え方が形成されなければならない。その場合は最下位でも決して恥ずかしいことではなく、また批判されるべきことでもない。政府も国際大会参加に必要な費用を支援し、メダルを獲得した場合は一定額の報奨金を支払うだけでよい。代表選手選抜過程での雑音も消えるだろう。国民の税金でスポーツ選手を育て、引退後の生活まで責任を持つような仕組みは今や完全に時代遅れだ。

ウ・スンナムさん(京畿道高陽市)
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