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【ゴルフ】

松山は振るわず38位発進

2016年9月4日 紙面から

第1ラウンド、4番でバンカーショットを放つ松山英樹=TPCボストンで(共同)

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◇ドイツ銀行選手権<第1日>

 ▽プレーオフシリーズ第2戦▽2日、米マサチューセッツ州ノートン、TPCボストン(7297ヤード、パー71)▽天候・晴れ後曇り、25度、北東6メートル▽賞金総額850万ドル、優勝153万ドル▽97選手

 【ノートン(米マサチューセッツ州)テッド・ムース】日本からただ一人プレーオフシリーズに残っている松山英樹(24)=レクサス=は3バーディー、1ボギーの69で回り、2アンダーで首位と4打差の38位発進となった。ライアン・ムーアとジェームズ・ハーン(ともに米国)が6アンダーでトップに並んだ。

 2アンダーでは満足できない。ホールアウト後の松山の顔は怒りで満ちていた。「ティーショットが荒れている。芯に当たっていない。距離も出ていない」。いつも以上に言葉は少なかった。

 前週の予選落ち後、十分に調整したはずだった。前日は「つかんだものがある」と明るく語っていた。2日前にはボストンで大リーグのRソックス−レイズ戦を観戦。試合前にはグラウンドで上原浩治投手(41)とキャッチボールなどをしてリフレッシュした。ところが、いざプレーになると精彩を欠いた。

 12番で4メートルを沈めて3アンダーにしたところまではまだよかった。しかし、これ以降、4〜5メートルのパットが入らず。16番パー3は17メートルを3パットし、怒り心頭。18番パー5はエッジまで2打で持って行きながら、1・5メートルを外してパーにとどまった。

 ショット自体は第1打でフェアウエーを外したのは5回、グリーンを外したのは1回と、数字の上ではまずまずだった。しかし、パットの不調が響いて後半は感覚が悪くなり、満足に打てなくなったという。ドライバーを一時、別のモデルにしていたが、今回は元のクラブに戻した。「このドライバーでうまく打てていないので、変える時期ではないのかなと思う」と説明。第2ラウンドに向けては「普通にやれれば」とだけ話した。

 

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