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【芸能・社会】

船村徹さん元気に復帰 高野公男さんの追悼公演「友情無限」出演

2016年9月4日 紙面から

ギターを手に弾き語りする船村徹さん。右は北島三郎=水戸市で(石井裕之撮影)

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 心不全と診断され、5月に心臓の人工弁置換手術を受けた作曲家船村徹さん(84)が3日、水戸市の県民文化センターで開かれた、茨城県出身の作詞家高野公男さんの追悼公演「友情無限」に出演。術後初めて公の場に元気な姿を見せた。

 同公演は1956年に26歳で亡くなった高野さん没後60年の記念公演。「別れの一本杉」などでコンビを組んだ船村さんの発案で企画された。北島三郎(79)や鳥羽一郎(64)らゆかりの歌手9人が出演。高野さんの作品などを歌いつないだ。

 1400人の観客を前に船村さんは「60年たっても、心の中に高野はいます」などと話し、思い出話をユーモアたっぷりに聞かせた。ギターを手に歌も披露。北島や鳥羽とともに、高野さん作詞の「男の友情」をあふれる涙をぬぐいながら歌い、亡き友にささげた。

 船村さんは4月中旬に新人歌手のデビュー発表会に出席した後、5月6日に心臓の手術を受けた。7月上旬に退院し、8月8日に東京都内でのCD発売会見に出席する予定だったが、体調を崩し欠席した。

 

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