蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【格闘技】WBOスーパーフライ級王者・井上尚弥 3度目防衛に自信2016年9月4日 紙面から
WBOスーパーフライ級タイトルマッチ(4日、神奈川・座間市立市民体育館)の前日計量が3日、東京都内で行われ、チャンピオンの井上尚弥(23)=大橋=と挑戦者で同級1位のペッチバンボーン・ゴーキャットジム(31)=タイ=がともにリミットいっぱいの52・1キロでパスした。 3度目の防衛を狙う井上尚は「コンディションはすごくいいので、気を抜かないようにしたい。圧倒的な力の差とテクニックを見せたい」と意気込みを口にした。ペッチバンボーンは「特にプレッシャーは感じていない。一番いい試合をするだけ」と落ち着いた表情で話した。 計量をクリアし、水分と特製スープを口にした井上尚は「一安心です。お茶漬けが食べたいですね」と落ち着き払っていた。挑戦者の印象も「普通です」と素っ気なかった。 一方で大橋秀行会長は「しっかり練習してきている。左ナックルにすごいタコができていた」と相手を警戒。挑戦者が「得意のパンチ」と豪語する左フックは打ち下ろしてくる独特の軌道で、井上の父、真吾トレーナーも「見えない角度から飛んでくる。怖いけど、よく見れば対応できる。尚弥にも伝えてある」と話した。 今後、軽量級最強のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)戦などの大勝負を見据える大橋会長は「どの試合も大事になる」と、油断大敵を肝に銘じている。井上尚も「ビッグマッチが実現できるようアピールしたい。いつも通り圧倒的な力とテクニックの差を見せてKOしたい」と意気込んだ。 (津舟哲也) PR情報
|